京都医療センター

循環器内科

循環器内科について

スタッフ紹介

診療部長(内科系担当・病棟管理担当併任)
循環器内科 診療科長
臨床研究センター
展開医療研究部 主任研究員
あかお まさはる
赤尾 昌治

◆経歴
1991年 京都大学卒業
1999年 京都大学大学院修了
静岡市立静岡病院循環器科にて研修を積み、京都大学大学院と米国Johns Hopkins大学で研究生活を送り、京都大学循環器内科にて7年間勤務したあと、2009年に着任。

◆専門分野・得意疾患
心房細動、不整脈、臨床疫学

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医、社員、近畿支部評議員、FJCS会員
日本内科学会総合内科専門医、認定内科医、指導医、近畿支部評議員
日本不整脈心電学会評議員
日本心血管脳卒中学会評議員
京都大学臨床教授、非常勤講師
欧州心臓学会(ESC)、FESC会員
米国心臓協会(AHA)、日本心臓病学会
京都大学医学博士
京都府医師会学術・生涯教育委員

◆ベストドクターズ The Best Doctors in Japan選出

-ひとこと-

2009年に京都医療センターに着任してから、間もなく14年が経ちます。伏見区の患者さんや伏見医師会の先生方に多くのことを教えていただき、また人柄も実力も最高の同僚たちに囲まれて、ここで仕事をさせて頂けることの幸せに日々感謝しながら、充実した日々を送っております。「Fushimi」の名前を冠した臨床研究が、図らずも全国区の知名度を得るまでに成長し、我が国のみならず欧米の診療ガイドラインにもその成果が多数引用されて、医療の進歩に微力ながら貢献できたと思っています。ここ伏見の地で、生涯を捧げるライフワークと出会えたことに感謝し、この地に一層の愛着を感じています。
自分が医師になった頃と比べると、医療の進歩は本当に目覚ましいものがあります。しかし、そのぶん医療の限界もまた明らかになってきているようにも思います。医療の本質は人間関係にあります。この先生に出会えてよかった、この先生に診てもらえてよかった、そう思ってもらえるような医療を提供できるよう、謙虚に真摯に日々の仕事に向き合う決意です。

50代も半ばを超えましたが、健康維持のためにも、歩いたり走ったり、筋トレしたり、山に芝刈りに行ったり(?)、いろいろ頑張っています!


心血管カテーテル治療科科長
心血管治療センター長
循環器内科医長
医療安全管理副部長
産業医
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
あべ みつる
阿部 充

◆経歴
1995年 京都大学卒業
2004年 京都大学大学院修了
京都医療センター(旧国立京都病院)と三菱京都病院にて研修を積み、京都大学大学院で研究生活を送りました。京都大学循環器内科や国立循環器病センターに勤務し、現職。

◆専門分野・得意疾患
冠動脈、下肢動脈および大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療、造影剤腎症、臨床研究一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医、近畿支部評議員
日本内科学会総合内科専門医、指導医
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医、指導医、近畿支部代議員・幹事
日本心臓病学会、日本経カテーテル心臓弁治療学会
京都大学医学博士

-ひとこと-

2009年7月から当院勤務となり、伏見医師会の先生方に支えられながら14年目に入りました。心血管治療センター長として、“日本一”安全かつ確実なカテーテル検査及び治療を目指して、スタッフの皆と日々頑張っております。経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI)もお陰様で順調に症例を重ね、外来での患者さんの様子からTAVIの効果を実感しています。
心臓カテーテル検査も治療も、患者さんに十分納得して受けて頂く方針をとっています。わからない点があれば、質問に丁寧に回答するように心がけております。今後も患者さんを通して学び、患者さんや他の先生方から信頼されるように努力します。

学生時代はバックパッカーでした。中国西域、インド、ネパール、トルコ、シリア、ヨルダン、エジプト、スペイン、モロッコ等を放浪しました。田舎育ちで小動物をずっと飼っていたので、今は鴨川で捕まえた”スッポン”を10年以上飼っており、今年は3月上旬の季節外れの暖かい日に一旦目覚めましたがまたすぐ眠り、4月になってようやく起きました。ちなみに、食べる予定はありません。

循環器内科医長
病棟医長
リスクマネージャー
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
ますなが のぶとよ
益永 信豊

◆経歴
2000年 京都大学医学部卒業 
2000年 京都大学医学部附属病院
2001年 滋賀県立成人病センター
2004年 彦根市立病院
2009年 京都医療センター

◆専門分野・得意疾患
冠動脈カテーテル治療、末梢動脈カテーテル治療、大動脈ステントグラフト治療

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医・専門医
腹部大動脈ステントグラフト指導医
日本心臓病学会、日本糖尿病学会

-ひとこと-

2009年から当院でお世話になっています。冠動脈や下肢動脈に対するカテーテル治療、腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療などの血管内治療を専門としております。それぞれの患者さんのお話をしっかり聞きながら治療方針を決めていくように心がけております。疑問点などあれば気軽に相談してください。

コロナが落ち着いてきていろいろなイベントが再開されています。今年は久しぶりにマラソン大会に出たいと思っています。目標は来年2月の京都マラソン出場です。ベストタイムを更新できるようにしっかり練習したいと思っています。最大の難関は出場枠の抽選に勝ち残ることですが・・・(笑)

循環器内科院内医長
外来医長
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
いしい みつる
石井 充

◆経歴
2004年 京都大学卒業
滋賀県立成人病センターで初期研修、循環器内科後期研修を行い、2010年京都医療センター赴任

◆専門分野・得意疾患
狭心症・心筋梗塞・閉塞性動脈硬化症などのインターベンション、循環器全般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会専門医
日本心臓病学会
JMECC インストラクター、ICLSインストラクター
京都大学 医学博士

-ひとこと-

今年で医師19年目になりました。良い上司と後輩に恵まれ、充実した環境で診療にあたっております。
わたくし自身は、特にカテーテル治療を専門として狭心症・心筋梗塞・下肢閉塞性動脈硬化症などを扱っておりますが、当院での非心臓手術の術前外来も担当し、当院の診療の質向上にも努めています。また、心不全や不整脈・肺塞栓など重症疾患も含め循環器診療全般を担当しております。ハイブリッド手術室も稼働し始め、今年いよいよ始まる経カテーテル大動脈弁置換術(TAVI)の治療にも携わらせて頂く予定です。
少しでも多くの患者さんが元気になり、ご家族にも安心・満足して貰えるように、また、地域の先生方にも信頼頂けるように、日々診療に全力で励んでおります。同時に学会での発表や論文作成など、学術面にも力を入れ、医療の進歩に少しでも役に立ちたいと考えております。

冬場は厳しかった鴨川沿いでのジョギングを、子供と一緒に再開し、体力面も落とさないようにして、いつでも救急に対応出来るように準備万端にしています。循環器疾患を疑う患者様がおられましたらいつでもご連絡下さい。今後とも宜しくお願い申し上げます。

循環器内科医師
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
ふじの あきこ
藤野 明子

◆経歴
2007年 福井大学卒業
国立循環器病研究センター、東宝塚さとう病院、米国Columbia University Medical Center/Cardiovascular Research Foundationでの勤務を経て、令和元年より現職

◆専門分野・得意疾患
狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患(特に、血管内超音波や光干渉断層法を用いた冠動脈血管内イメージング)

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
日本心臓病学会
兵庫医科大学 医学博士

-ひとこと-

狭心症や心筋梗塞等の冠動脈疾患を中心に診療を行っております。冠動脈疾患に対するカテーテル治療の際には、血管の内側から超音波や近赤外線などを用いて画像検査を行い、治療前の病態を観察したり治療後の評価を行いますが、このような血管内画像検査の質を高めることで、よりよい治療を患者さんに提供できるよう努めています。

学生時代は夏は南半球に練習に出かけるほど競技スキーに熱中していましたが、出産後はすっかりスキー場から足が遠のいておりました。今年の冬は久しぶりに雪山に出かけて、子どもたちをスキー場デビューさせたいと思っています。

循環器内科医師
いで ゆうや
井手 裕也

◆経歴
2008年京都大学卒業。
2008年~2013年まで神戸市立医療センター中央市民病院で初期研修および循環器内科専攻医として循環器診療全般にわたり研鑽をつみました。
2013年~2017年まで京都大学大学院、2017年~2020年まで京都大学医学部附属病院・先制医療生活習慣病研究センターに所属し、主として虚血性心疾患に対する基礎研究および循環器内科検診業務に従事していました。
2020年4月~現職。

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会認定医・総合内科専門医
日本循環器学会
京都大学 医学博士

-ひとこと-

京都医療センターで勤務して3年が経ちました。この3年間はコロナの流行によって様々な制限がありましたが、すばらしいスタッフ、恵まれた環境の中で診療に取り組んでいくことができました。虚血性心疾患をはじめとした循環器内科疾患に対して幅広く診断・治療を行って参ります。受診される患者様の笑顔を糧に引き続き日々研鑽を積んで参りますので、どうぞよろしくお願いします。

最近はコロナも少しずつ落ち着いてきており、いろいろな制限も緩和されてきています。今年こそは家族と旅行に行けたら、と思いつつ日々頑張っていきます!

循環器内科医師
心不全チーフ
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
はまたに やすひろ
濱谷 康弘

◆経歴
2010年 京都大学卒業
2010年~2015年 京都医療センターで初期研修医、循環器内科後期研修医として研修
2015年~2019年 国立循環器病研究センター心不全科の専門修練医、スタッフとして修練
2019年7月より現職
◆専門分野・得意疾患
心不全、心筋症、心不全緩和ケア、心エコー(経食道心エコー・負荷エコー)

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会認定 総合内科専門医
日本循環器学会認定 循環器専門医
日本超音波学会認定 超音波専門医
日本心エコー図学会 SHD心エコー図認証医
ASD治療TEE認証医
日本心臓病学会、日本心不全学会、日本心血管インターベンション治療学会
京都大学 医学博士

-ひとこと-

今年で医師14年目になりました。
診療面では、昨年から心不全チーフとして多職種心不全チームの運営にも携わっています。当院のメディカルスタッフは皆とても熱心で協調性もあり、素晴らしい心不全チームだと自負しています。今後も向上心を持って診療を行っていきたいと考えています。

研究面では、昨年に日本循環器学会と日本心臓病学会の若手研究者奨励賞を受賞する事が出来ました。今まで指導して下さった先生方への感謝の気持ちを持ちながら、今年は自らが主体となって、日本や世界の診療に貢献できるような研究を頑張っていく所存です。
教育面でも、研修医の先生から昨年度のティーチングアウォードに選んで頂き、大変光栄に思っています。若手医師と共に勉強しながら成長していきたいと思います。

プライベートでは二人の娘の父親です。日曜日に娘と遊びに出かけるのが、今はささやかな楽しみです。

循環器内科医師
よしざわ たかし
吉澤 尚志

◆経歴
2010年3月 千葉大学医学部を卒業。
卒後、京大病院初期研修プログラム(静岡県立総合病院、京都大学医学部附属病院)にて2年間の初期臨床研修、2012-2015年神戸市立医療センター中央市民病院にて循環器内科専攻医として3年間後期研修。
2015年より京都大学医学部附属病院 循環器内科臨床不整脈グループにてカテーテルアブレーションを中心として6年間勤務。
2021年4月より現職。

◆専門分野・得意疾患
臨床不整脈 カテーテルアブレーション

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
日本循環器学会循環器専門医
日本不整脈心電学会不整脈専門医
植込み型除細動器(ICD)/ペーシングによる心不全治療(CRT)研修修了
日本超音波医学会超音波専門医

-ひとこと-

当院に着任し3年目の春を迎えました。赴任後2年間のカテーテルアブレーション治療担当に加え、2023年からは心血管植込みデバイス(ペースメーカ・植込み型除細動器)も担当しております。
アブレーションは症状緩和やQOL改善をさせる治療である一方、ペースメーカは心拍数維持を目的とした生命に直結する治療となります。

高齢化に伴い、併存症が多い患者さんが増えておりますが、各種専門スタッフと連携して最適な治療法をご提案できるようにしたいと思っております。いずれの疾患も、病期が進行しての治療より早期発見・早期治療が大切ですので、お困りの際はお声がけ下さい。 これからも不整脈診療を通じて地域医療へ貢献していきたいと考えておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。

知人から譲り受けたメダカも今年の春で第三世代まで増えたので、3つ目の水槽の購入を考えております。 子供の方が詳しいため、雄雌の違いから日照時間・温度管理について教えてもらっております。

循環器内科医師
どい こうすけ
土井 康佑

◆経歴
2014年 岡山大学卒
奈良の天理よろづ相談所病院で初期研修を送り、2016年より当科で後期研修医として研修2019年より現職

◆専門分野・得意疾患
冠動脈および末梢動脈のカテーテル検査・治療、静脈血栓塞栓症、腫瘍循環器、循環器全般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会認定内科医
日本循環器学会
日本心血管インターベンション治療学会 (CVIT)

-ひとこと-

今年で医師10年目となり節目の年と感じています。コロナ禍から徐々に以前の日常が戻ってきて、久しぶりに学会も現地参加ができました。静脈血栓症、腫瘍循環器など自分の幅を広げているところで最新のガイドラインも出て刺激を受けておりますが、カテーテル治療関連の講演に最も興奮したことで改めてカテーテル治療が好きなんだなと感じました。今後も基本に忠実に新しい技術も身に着け研鑽を積み地域の患者さんに還元できるように努力していきます。

初期研修医の先生とはだんだん歳が離れていきますが、レジデント時代に続き昨年もティーチングアウォードに選んでいただきました。これを励みに厳しくも優しい指導者として初期・後期研修医と診療に臨みたいと思っています。

半年ほど前からついにジム通いを始めました。体重も落ち少し体も締まったような気がします。これからも大好きな日本酒を心置きなく飲めるよう運動を続けていきます。

循環器内科医師
いけだ しゅうへい
池田 周平

◆経歴
2015年に大阪医科大学を卒業。
卒業後より当院で初期研修医、循環器内科後期研修医として研修
2020年より現職

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般、重症疾患に対する集中治療

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会認定内科医
日本循環器学会
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医
日本救急医学会

-ひとこと-

循環器内科スタッフとして当科で働き始めて4年目、医師として9年目の年度に入りました。虚血性心疾患に対するカテーテル検査/治療や経食道心エコー図検査だけでなく、COVID19の流行で知名度の高まったECMO(エクモ:体外式膜型人工肺)の導入や、急性心筋梗塞などを背景とした難治性致死性不整脈に対するECPR(体外循環式心肺蘇生)などの重症疾患の急性期対応にも携わらせていただいております。

やりがいを感じる日々ですが、同時に責任感を持って診療に臨むことを心がけています。まだまだフレッシュな気持ちを忘れずに、フットワーク軽く診療にあたっておりますので、紹介に悩む症例などを含めて、お気軽にご相談いただければ幸いです。

最近はコロナの影響で自粛していた趣味のバドミントン(公園ではなく体育館でするほうです)をそろそろ再開したいなと考えています。地域医療に貢献できるよう、まずは自身の体力維持、健康維持にも努めたいと考えております。

循環器内科医師
いしがみ けんじろう
石上 健二郎

◆経歴
2016年 大阪医科大学卒業
 同年 城山病院(大阪府羽曳野市)で初期研修
2018年 京都医療センター
    三菱京都病院 院外研修 '19/10~'20/03
    丹後中央病院 院外研修 '20/10~'21/03

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会 内科専門医
日本循環器学会
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)
日本心エコー図学会
ICLSインストラクター

-ひとこと-

平成30年より当院に赴任し、医師8年目となりました。引き続き当院で勤務を行ってまいります。入院、救急外来で当院を受診されても「この先生に会えて良かった」と言っていただけるような、医師になれるように日々精進しています。また外来では、専門用語をなるべく使わず、懇切丁寧に説明するように心がけております。誠心誠意対応し、患者様自身に沿った医療を心がけております。

余談ですが、昨年はついにオリックスバファローズが日本一になりました。メジャー移籍に伴い戦力がダウンしたと思われがちですが、そんなことないので今年も日本一を目指して応援しております。

循環器内科専攻医
みなみ きみひと
南  公人

◆経歴
2019年 京都大学卒業
2019年4月〜 当院で初期研修
2021年4月〜2022年9月 当院で後期研修
2022年10月〜2023年9月 静岡県立総合病院で後期研修
2023年10月〜現職

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会
日本循環器学会
日本心エコー図学会
日本心血管インターベンション治療学会

-ひとこと-

1年間の静岡での勤務を終え、京都に帰って来ました。地域の特性の違いや病院毎の体制の違いに戸惑うこともありましたが、自分自身の診療の幅を広げる貴重な経験になりました。この経験を地域の皆様へ還元できるよう、精進して参ります。また30代が近づいてきて代謝が落ちてきたのか、最近体重が気になり出しましたので、しっかりと働いてカロリーを使おうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

循環器内科専攻医
なかにし ゆみこ
仲西 優美子

◆経歴
2020年 慶應義塾大学卒業
姫路医療センター、京都大学医学部附属病院での初期研修を経て2022年より現職

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会
日本循環器内科学会
日本不整脈学会
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)  

-ひとこと-

当科へ所属し早くも1年が経ちました。上級医の先生方の指導がとても手厚く、恵まれた環境で専門研修させて頂いていることに日々感謝しております。昨年1年間は慣れない環境で緊張しっぱなしでしたが、今年は念願の後輩も加わり、最近はやっとようやく色々と慣れてきてコメディカルの方々とのささやかな会話なども楽しみの一つになっています。今年の目標は何事も自主的に、積極的に取り組むことです。1年間で何か特別成長できることがあればと思っています。

コロナ渦も落ち着いてきて、最近は京都内で美味しいものを色々食べて回ったりのんびり買い物したりする時間が至福です。お酒は以前よりだいぶ弱くなりましたが、誰かと飲みながら楽しくお話するのも大好きです。本当は結構スポーツずきですが、最近は休日食べて寝ての生活になっている気がするのでぼちぼち再開したいと思ってます。     

循環器内科専攻医
吉田 裕介

◆経歴
2020年 長崎大学卒業
同年  中部徳洲会病院で初期研修医、後期研修を経て2023年より現職

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会
日本循環器内科学会
日本心血管インターベンション治療学会(CIVT)

-ひとこと-

専攻医として2023年より当院でお世話になります。心不全の管理やカテーテルなど色々学ばせていただき、少しでも早く地域の皆様の役に立てるようになりたいと思います。まだまだなれない環境で思ったようにできない日々ですが、少しでも成長できるように精進して参ります。

学生時代は茶道をしておりましたが、千利休の唱えた茶道の心得に和敬清寂というものがあります。「和」はお互いに心を開き仲良くすること、「敬」はお互いに敬いあうこと、「清」は身も心のなかも清らかであること、「寂」はどんなことにも動じない心を意味します。私も和敬清寂を大事に患者様により良い医療が提供できるように尽力していきたいと思います。

循環器内科専攻医
おかもと けいた
岡本 恵太

◆経歴
2021年 福井大学卒業
同年  当院で初期研修
2023年より現職

◆専門分野・得意疾患
循環器内科一般

◆認定医・専門医・所属学会など
日本内科学会
日本循環器内科学会

-ひとこと-

初期研修より引き続き当院でお世話になります。初期研修医生活を送る中で急性心筋梗塞や心不全など幅広い循環器疾患の治療に当たる先生方の姿に憧れ、循環器内科を志しました。循環器内科医としての勤務がスタートしてから、忙しいながらも毎日が勉強の連続で、刺激的な日々を送っております。尊敬する先輩方にご教授いただける環境に感謝しながら、一日でも早く一人前の循環器内科医へ成長できるよう精進して参ります。

学生時代はバスケットボールに打ち込んでいました。バスケットボールで鍛えたフットワークを活かして何事にも挑戦できればと思っていましたが、最近GWに少しだけバスケットボールをしたところ翌日には全身筋肉痛でした。運動不足には要注意です。

心臓リハビリテーション科院内医長
臨床研究センター
展開医療研究部 研究員
いぐち もりたけ
井口 守丈

◆経歴
2001年 京都大学卒業
2010年 京都大学大学院修了
静岡市立静岡病院循環器科にて研修を積み、京都大学大学院で研究生活を送った後、2011年より当院循環器内科に勤務し、心不全チーフを勤め、2022年7月から現職。

◆専門分野・得意疾患
心不全、心臓リハビリテーション、循環器領域の画像診断

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医、指導医
日本超音波医学会超音波専門医(心臓)
京都大学医学博士
心臓リハビリテーション指導士
日本心不全学会、日本心臓リハビリテーション学会、日本心エコー図学会、SCCT研究会、アメリカ心臓協会(AHA)、ヨーロッパ心臓病学会(ESC)

-ひとこと-

2011年に当院に赴任して以後、循環器内科で心不全を中心に診療し、心不全チーフを努めてまいりました。心不全に対してはチーム医療の重要性が強調されておりますが、心臓リハビリテーションはその中でも中心的な枠割を果たしており、その効果は心不全に限らず全ての心疾患で深く実感するところです。私も今年度から、心臓リハビリテーション科となり、中心で携わらせていただくこととなりました。これまで心不全チームで培ったものを生かして、さらに皆様のお役に立てるよう精進していきたいと思います。
また、心臓リハビリテーションは継続がとても大事な治療になります。患者さんが当院を退院されてからも、継続していけるように地域での心臓リハビリテーションの普及にも務めていけたらいいなと考えております。
働きだしてからは運動らしい運動はしてきませんでしたが、これを機会に私も少し体を動かそうと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

臨床研究センター
展開医療研究部長
(循環器内科外来・禁煙外来担当)
はせがわ こうじ
長谷川 浩二

◆経歴
1985年 京都大学卒業
1993年 京都大学大学院修了
心臓カテーテルで有名な小倉記念病院循環器科にて研修を積み、京都大学大学院と米国Albert Einstein 大学で研究生活を送り、京都大学循環器内科にて7年間勤務したあと、2003年より現職。

◆専門分野・得意疾患
心不全、虚血性心疾患、予防医学、心血管危険因子管理・特に禁煙指導、心血管展開医療研究

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会認定内科専門医、指導医
米国心臓協会専門医(AHA)、米国心臓病学会専門医(FACC)
日本禁煙科学会認定上級禁煙支援医、日本禁煙科学会治療分科会長
国立病院機構ネットワーク臨床共同研究 心脳大血管領域リーダー
国際心血管薬物療法学会(ISCP)元理事長
アジア心臓学会(AHS)副理事長
認定NPO法人日本心血管協会(JCVA)特別名誉会員
ルーマニア心臓病学会名誉会員
世界心臓連合(WHF)タバコ専門家グループ(TEG)前委員
評議員:日本臨床分子医学会、日本心不全学会、日本動脈硬化学会、日本心血管内分泌学会、国際心臓研究学会(ISHR)
京都大学医学博士、静岡県立大学客員教授、京都大学医学部臨床教授

-ひとこと-

これまで、心臓カテーテルのトレーニングに始まり、京都大学では心臓病理を勉強し、アメリカ留学中には心臓分子生物学の研究を、再度 京都大学に戻って心不全の研究を行ってきました。また当院に来てからは心血管危険因子、特に禁煙に力をいれています。いろいろなことを学んできましたので、循環器疾患を360度 様々な角度から視ることができるようになりました。患者さんの生活の質、予後、将来を第一に考えた医療ができるようになったのではと自負しています。最新のエビデンスに基づくと共に、これまで医師として38年間の経験を活かして、患者さんにとってベストな医療を提供し、国民の健康と福祉に寄与して行きたいと考えています。
また基礎研究を臨床に還元するための展開医療研究部を統括しています。

研究の詳細は下記をご参照ください
https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/clinicalresearch/expand.html

臨床研究センター
展開医療研究部 研究室長
(先端医療技術開発)
わだ ひろみち
和田 啓道

◆経歴
1994年 京都大学卒業
2002年 京都大学大学院修了
京大病院、日赤和歌山医療センターで内科、循環器の臨床研修後、京都大学大学院で学位取得。平成14年からベルギー王国、ルーヴァン大学に留学(日本学術振興会海外特別研究員)。平成17年から京都医療センター臨床研究センター研究員、2006年から現職。

◆専門分野・得意疾患
予防医学、危険因子、臨床研究、バイオマーカー

◆認定医・専門医・所属学会など
日本循環器学会認定循環器専門医
日本内科学会総合内科専門医・認定内科医・指導医
米国心臓協会(AHA)、ヨーロッパ心臓学会 (ESC)
認定NPO法人日本心血管協会(JCVA)評議員
京都大学医学博士

-ひとこと-

2005年にベルギー留学から帰国、京都医療センターに赴任してから早いもので18年がたちました。臨床研究センターでは、心臓カテーテル検査を受けられた冠動脈疾患(疑)患者を対象とした2つの全国規模の多施設共同コホート研究を行い、冠動脈疾患の方の死亡リスクを血液検査で簡単に予測する方法の開発に取り組んできました。2500名以上を登録したひとつめのコホート研究 (ANOX研究) については、6年間の追跡調査を完了して、これまでに3報の論文をいずれもJournal of the American Heart Association (JAHA) に発表しました。さらに大きな3300人以上を登録した2つめのコホート研究 (EXCEED-J研究) も、3年間の短期追跡調査の結果を、日本循環器学会Late Breaking Sessionで発表した後、2022年1月にJAHAに論文発表しました。現在も多くの方々にお世話になりながら、6年間の長期追跡を実施中です。
外来診療では、上記の研究成果を生かしながら、病診連携を重視して、心筋梗塞、脳卒中、心不全の予防に努めています。これからも診療と研究の両面から医療の進歩に貢献できるように精進していきたいと思います。

研究の詳細は下記をご参照ください
https://kyoto.hosp.go.jp/html/guide/medicalinfo/clinicalresearch/expand/translational.html