京都医療センター

臨床研究センター

内分泌代謝高血圧研究部

研究・活動内容

研究内容

  • 糖尿病・肥満症・メタボリックシンドロームの発症・進展メカニズムに関する臨床分子医学的研究
  • 脂肪細胞由来ホルモンや摂食調節神経ペプチドの作用メカニズムと臨床的意義に関する研究
  • 糖尿病・肥満症及びその合併症の進展メカニズムと予防・治療に関する研究
  • 糖尿病・肥満症・メタボリックシンドロームに伴う動脈硬化症や脳卒中・心血管合併症の病態解明と早期診断・治療法に関する臨床・分子医学的研究
  • 肥満症・メタボリック症候群における減量指導・薬物治療効果に関する多施設共同研究

研究課題

  1. 国立病院機構 EBM共同研究
    • A GWAS for the Obesity onset, obesity treatment efficacy, and Resistance to obesity treatment in Japanese subjects 国立病院機構 EBM推進のための大規模臨床研究(代表研究者) (G-FORCE Study)平成28年度~「日本人の肥満症の発症と治療効果・抵抗性に関連する遺伝素因の探索 -オーダーメイド医療の確立-」
      関連リンク:
      UMIN-CTR 臨床試験登録情報
      https://center6.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000027294
      UMIN

  2. 国立病院機構 ネットワーク共同臨床研究
    • 「糖尿病・肥満症における認知機能低下・コグニティブフレイルの実態とリスク因子解明-効果的な早期検出・予後予測法の確立へ-(JOMS/J-DOS3)」令和4年度~
    • 「2型糖尿病患者における全死亡および脳心血管病発症リスクとしてのサルコペニアの意義に関する研究」平成30年度~
    • Japan Obesity & Metabolic Syndrome Study/ Japan Diabetes & Obesity Study2 (JOMS/J-DOS2)平成29年度~
      「大規模糖尿病・肥満症コホートを生かした認知機能低下・認知症発症の予知因子の解明-長期追跡調査-」
    • Japan Obesity & Metabolic Syndrome Study/ Japan Diabetes & Obesity Study2
      (JOMS/J-DOS2)平成26年度~ 平成28年度
      「大規模糖尿病・肥満症コホートを生かした認知機能低下・認知症発症の予知因子の解明」
    • Japan Diabetes & Obesity Study(J-DOS)平成22年度~
      「糖尿病・肥満における心腎連関進展因子としての脂質炎症関連分子の意義とその効果的治療法の検討」
    • Japan Obesity & Metabolic Syndrome Study(JOMS)平成17年度~
      「我が国のメタボリックシンドロームにおける減量効果に関する多施設共同研究」
  3. 文部科学省
    • 基盤研究B(浅原哲子)令和6-8年度
      「脳筋連関・TREM2に着目した糖尿病性認知症・コグニティブフレイルの予防戦略開発と先制医療開発」
    • 基盤研究C(加藤さやか)令和6-8年度
      「肥満症の減量治療抵抗性に関連する遺伝素因の同定とPRS構築による精密医療の確立」
    • 基盤研究C(加藤久詞)令和6-8年度
      「サルコペニア肥満進展機序の解明と運動効果-脂肪・筋連関を繋ぐ鍵分子の探索-」
    • 挑戦的研究(萌芽的研究)(浅原哲子)令和4-6年度
      「糖尿病性認知症・サルコペニアにおける脳筋脂肪連関の分子病態解明と先制医療開発」
    • 基盤研究C(岩下香里)令和4-6年度
      「単球・ミクログリア機能を標的とした生活習慣病に伴う認知症予防法の確立」
    • 基盤研究C(山陰一)令和4-6年度
      「肥満・糖尿病における脳筋腎合併症進展の早期予知指標・評価系の構築と治療戦略の開発」
    • 基盤研究B(浅原哲子)令和3-5年度
      「脂肪-脳連関・TREM2に着目した糖尿病・肥満の新規認知症評価と予防戦略の開発」
    • 基盤研究C(井上隆之)平成31-33年度
      「単球・ミクログリア由来蛋白を標的とした生活習慣病に伴う認知症予防法の確立」
    • 基盤研究C(田中将志)平成31-33年度
      「肥満・糖尿病合併認知症における脳-脂肪連携の分子基盤の解明:TREM2の病態意義」
    • 基盤研究C(山陰一)平成31-33年度
      「単球・ミクログリア機能に着目した生活習慣病に伴う新規脳心腎連関進展予測指標の確立」
    • 若手研究B(北野隆司)平成30-31年度
      「機能性食品成分-GPR30システムによる腸管免疫を介した血管機能改善機構の解明」
    • 挑戦的研究(萌芽)(浅原哲子)平成30-32年度
      「単球・ミクログリアを介した腸-脳-筋連関による認知症・サルコペニア進展機序の解明」
    • 基盤研究B(浅原哲子)平成30-32年度
      「TREM2・単球機能を標的とした糖尿病・肥満に伴う認知症予知指標・治療戦略の開発」
    • 基盤研究C(山陰一)平成28-30年度
      「単球機能を標的とした肥満・糖尿病合併CKD進展予防の為の新規バイオマーカーの確立」
    • 基盤研究C(田中将志)平成28-30年度
      「TREM2に着目した肥満・糖尿病合併認知症予防の為の新規評価系・治療戦略の開発」
    • 基盤研究C(浅原哲子)平成27-29年度
      「骨髄・単球由来分子を標的にした肥満・糖尿病合併症の新規診断指標と治療戦略の確立」
    • 基盤研究C(増田慎也)平成27-29年度
      「骨格筋の恒常性維持にかかるNotch2シグナルの役割の解明」
    • 若手研究B(佐々木洋介)平成26-27年度
      「心血管病予防に向けた摂取栄養素とアディポサイトカインに基づく効果的栄養指導の確立」
    • 研究活動スタート支援(松尾禎之)平成26年度
      「低アディポネクチン血症克服のための新規分泌調節機構の解明-レドックス制御の関与」
    • 基盤研究C(佐藤哲子)平成24~26年度
      「マクロファージ機能・炎症を標的とした肥満・糖尿病血管合併症の早期診断と治療戦略」
      若手研究B(山陰一)平成25~26年度
      「心腎連関進展予防の為の至適脂質指標と効果的脂質管理法に関するコホート研究」
    • 若手研究B(姫野亜紀裕)平成25~26年度
      「肥満治療におけるうつ状態に基づいたリバウンド防止と心血管病予防法の確立」
    • 基盤研究C(佐藤哲子)平成21~23年度
      「肥満代謝症候群の単球機能を標的とした動脈硬化早期診断パネルの構築と心腎疾患予防法」
    • 若手研究B(佐々木洋介)平成22~23年度
      「肥満代謝症候群の脂肪酸分画と単球機能に着目した動脈硬化早期診断法の確立」
  4. 厚生労働科学研究委託費(AMED)

    〔研究代表者〕

    • 令和2~5年度 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業(浅原哲子)
      「肥満症における減量治療反応性・抵抗性に関連する遺伝素因の同定と精密医療の確立」
    • 平成29年度 認知症研究開発事業 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業 (浅原哲子)
      「認知症進行の抑制を目的とした糖尿病管理の指針等の開発に関する研究―系統的レビューに基づく提言」
    • 平成26~28年度 厚生労働省循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業
      (浅原哲子)
      「日本人糖尿病の合併症重症度評価パネルの確立と重症化予防の為の効果的医療連携体制の構築 Japan Diabetes Mellitus Effective Network System(J-DEFENS Study)」
      PDFはこちら

    〔分担研究者〕

    • 平成29~33年度 認知症研究開発事業 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用研究事業
      (代表研究者:櫻井 孝)
      「高齢者2型糖尿病における認知症予防のための多因子介入研究 ?パイロット研究- J-MIND」
    • 平成29~33年度 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用研究事業
      (代表研究者:横手 幸太郎)
      「肥満に対する効果的な治療戦略と健康障害の改善に資する減量数値目標を見出すための介入研究」
    • 平成29~33年度 IoT等生活習慣病行動変容研究事業
      (代表研究者:植木 浩二)
      「2型糖尿病におけるIoT活用の行動変容を介する血糖改善効果の検証 PRISM-J」
    • 平成27~29年度 AMED循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業
      (代表研究者:林登志雄)
      「糖尿病の標準的治療の開発と均てん化に関する研究」
    • 平成25~27年度 厚生労働省循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業
      (代表研究者:大平哲也)
      「笑い等のポジティブな心理介入が生活習慣病発症・重症化予防に及ぼす影響についての疫学研究(H-25循環器等(生慣) 一般-008)」
    • 平成25~27年度 厚生労働省循環器疾患 糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業
      (代表研究者:和田啓道)
      「簡便な新規心疾患イベント予知マーカーによる効率的なハイリスク患者抽出方法の確立(H25-循環器等(生慣) 一般-017)」

活動内容

  1. 糖尿病地域連携外来
  2. 外来(肥満・メタボリックシンドローム外来)・入院(減量入院)

  3. 生活習慣病改善を目指す患者会(メタボリックシンドローム会
    ※2019年度よりコロナ流行の為、患者会は自粛しております。

  4. メールマガジン配信(メタボ通信
    食事や運動、最近の肥満やダイエットに関する話題などを 2週間に1回、金曜日午前10時にメール配信中。
    ※現在は休止しております。

  5. メタボリックシンドローム対策ランチ(スマートランチ
    当院2Fにあるレストラン『B’EASE』では730円のメタボリックシンドローム対策ランチを提供しています。