セミオープンシステムとは?
2026年度より、京都医療センター産科ではセミオープンシステムを導入いたしました。
妊婦健診や産褥健診は自宅や職場近く産科クリニックへ通院し、妊娠34週以降の健診と分娩は設備・体制の整った病院で行うというシステムです。
当院では、分娩・帝王切開に加え、合併症妊娠や緊急時の対応が可能な体制を整えています(NICU・麻酔科・救急科・内科・外科・精神科等との緊密な連携、輸血対応など)。通院の利便性を保ちつつ、分娩に不安を感じておられる妊婦さんにとって、緊急時や分娩時には総合病院での安心・安全な体制で出産できるというメリットがあります。
なお、当院では「フレキシブル セミオープンシステム*」を提唱し、従来のセミオープンシステムよりももっと気軽(フレキシブル)に、妊婦さんにクリニックと当院とを行き来できるような、新しい形のセミオープンも受け入れることにしています。

セミオープンシステムはどのような妊婦さんに?
- 分娩施設が遠い方
- ハイリスク妊娠・分娩(高齢、多胎、胎盤位置異常、合併症など)に備えたい方
- 初・経産に関わらず妊娠・分娩に不安をお持ちの方におすすめです。

セミオープンシステムのメリットは?
- 通院の利便性
自宅近くのクリニックで定期健診が受けられ、待ち時間や移動負担を軽減できます。 - 安心感
分娩・緊急時には総合病院での対応が可能です。 - 一貫した医療連携
連携ルール(紹介基準・逆紹介)が明確で、切れ目のない管理を行うことができます。
セミオープンシステムをご希望される妊婦さんへ
セミオープンシステムをご希望の方は、かかりつけ医の紹介状(診療情報提供書)を持って、妊娠34週(帝王切開予定の方は妊娠30週、無痛分娩希望の方は妊娠34週)までに当科の受診予約を取って来院をお願いします。初期の分娩予約は不要です。
→予約の取り方はこちら(外来受診方法について)をご参照ください。
*フレキシブル セミオープンシステムとは
当科では、ハイリスクではなくても、高齢妊娠や軽いご持病などのローリスクやミドルリスク、あるいは妊娠継続にご不安がある妊婦さんには、クリニックから気軽(フレキシブル)に当院での通院や分娩をおこなっていただけるような新しいセミオープンも行うようにしました。
そうすることによって、あまり遠くに転院することなく、安心・安全な地域完結型の妊娠・分娩管理を、クリニックの先生方と一緒にサポートできるようにしています。
具体的には、クリニックで妊婦健診を妊娠9ヶ月ぐらいまで通院し、その後は当院に転院して分娩管理を行う従来型のセミオープンだけでなく、一旦ご紹介された後でも、経過中に母児のリスクが悪化せず、妊婦さんがご希望され、さらにクリニックの先生が対応可能と判断されましたら、クリニックでの分娩管理に戻っていただくこと(逆紹介)も可能としています。
(フレキシブル) セミオープンシステムを
ご検討いただいているクリニックの先生へ
周産期管理が難しいなどの妊婦さんがおられましたら、事前にご一報いただけましたら幸いです。
→連絡先はこちら(075-641-9260:後日紹介ダイアル)にお願いいたします。


