イベントレポート：ハロー！ホスピタル2025
本イベントは終了いたしました。たくさんのご来場、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
イベント当日の様子
車椅子アスレチック
車椅子を操作して曲がり道や狭い場所を通って操作を体験しよう。
リハビリテーション科では、車椅子でジグザクルートを移動してもらいました。参加頂いた方からは「ケガしたらこんな感じだよ」と、お子様にお声かけ頂き車いす生活の雰囲気を少し体験いただけたと感じています。「楽しい」「もう一回やりたい」などのお声も頂き、地域の方々と交流できたことは私たちにとって貴重な機会であり楽しい時間でした。
X線で箱の中身を
のぞいてみよう
X線TVの透視を使って、箱の中身が何かを当ててみよう。
放射線の透視のすごさを体験してみよう！
放射線科では、「X線で箱の中身をのぞいてみよう」という体験ブースを設けました。
スマホや秋刀魚など、普段は目にすることのできない“中身”を見てもらいました。
参加者からは「X線を通して、違う視点で物を見ることができ楽しかった」といった嬉しい感想も寄せられました。
放射線にはどうしても“怖いもの”というイメージが先行しがちですが、正しく使えば“便利なもの”として身近に感じていただけたなら幸いです。
胃カメラをさわってみよう！
上部消化管内視鏡(胃カメラ)を用いて、胃の中を観察してみよう！
消化器内科では、実際に診療で用いている内視鏡検査本体と胃カメラモデルを用いて、消化器内視鏡(いわゆる胃カメラ)を一般のみなさんに触れていただく場としました。
全70組、約140名の方に内視鏡操作を実施いただき、“胃カメラ”を実際に体験いただきました。終始大盛況でしたので、今後も出展していきたいと考えています。
「ドレミであそぼう」
音楽療法体験
音楽療法士と楽器を使った音遊びを体験しよう。病院で活用されている音楽の力を感じてみましょう。
音楽療法ブース「ドレミで遊ぼう」では、来場者の皆さんがグロッケンやシロフォン、和太鼓、トーンチャイムなど多彩な楽器に触れ、音楽療法士との音のやり取りを楽しみました。即興セッションが生まれる場面もあり、「また来るね！」と何度も訪れる子どもたちの姿も。楽しみながら音楽の力を実感していただける時間となりました。
☆箱のなかみはなーんだ？☆
超音波検査装置で箱の中身が何かを当ててみよう！
日頃検査で使用している超音波検査装置を用い、ゼリーの中身を当てるクイズをしました。
みかんを実際に観察しましたが、はっきりみかんとわかるほどに観察でき子供から大人まで楽しめたと思います。身近な題材に応用することで、検査の仕組みを体験的に理解する良い機会になったのではないでしょうか。次回は果物や身近なものをさらに増やし、より楽しい企画にしていきたいと考えています。
からだの中をミクロの
世界で見てみよう！！
顕微鏡でヒトの細胞を観察してみよう。
参加者の方に臓器パズルと顕微鏡観察を体験していただきました。
臓器パズルは小さなお子様には難しいと思っていましたが、意外にも正解される方が多く驚きました。顕微鏡観察は各臓器の働きと関連づけて説明し、がんと正常細胞の違いを観察していただきました。
イベントを通じて臨床検査や病理診断に興味を持っていただく機会となったかと思います。多くの方に参加していただき私達も大変良い経験となりました。
食事のバランスを
見てみよう！
フードモデルを使って食事のバランスをチェック！
フードモデルを使って食事のバランスをチェック！
栄養管理室ブースではフードサンプルを台座に乗せるだけで栄養量を自動計算してくれる機械を使って日々の食事バランスをチェックする体験を行いました。普段は目に見えない食品の栄養量をグラフで確認出来るので、お子さんだけでなく大人の方々にも楽しんでいただき大盛況でした。
なりきりナース！
フォト体験★
お医者さん、看護師さんになりきって写真を撮ろう！
2～3歳のちびっ子から小学校の高学年の子どもたちが看護師や医師の白衣を着て、ナースステーションや手術室の壁紙の前で写真撮影を行いました。白衣をみつけた女の子は、「わたし、ピンクがいい！」と真っ先にピンクの白衣を選んでました。白衣に聴診器をつけた姿で写真のポーズを取っている様子は、まるで看護師さんでした！男の子は、医師の白衣を着て、かっこよくポーズを決めて撮影をしていました。なりきりナース！の催しを通して、子どもたちだけでなく、ご家族のたくさんの笑顔を見ることができ、温かくほのぼのとした気持ちを感じることができ、良かったなと担当者一同喜んでいます。
からだをチェックしてみよう
～健康診断～
血圧や体内の酸素量を調べてみよう。
身長や体重、視力検査などを行い、「数値で成長がわかる！」と大喜びされているご家族の方々が印象的でした。
聞いてみよう！からだの音
聴診器で胸の音を聞いて呼吸の秘密を体験してみよう。
初めて聴診器を耳に当てて聴いてみる呼吸の音、お腹の音など、ご家族で音の聞きあいっこをされていました。
赤ちゃんのお世話を
してみよう
病院にはいろいろな病棟があります。
赤ちゃんをおふろに入れたりおむつをかえて、お世話をしてみよう。
沐浴体験では、赤ちゃんをお風呂に落としてしまわないかハラハラドキドキしながら、でも楽しそうに赤ちゃんのお世話をしていました。
ドクターキッズ★
救急チャレンジ
救急車が来るまでにできるAEDについて看護師さんが教えてくれるよ。
「倒れている人を助けるぞ！」と力強く胸骨圧迫を頑張っていました。
おじいちゃん、おばあちゃん
になってみよう！！
体の不便さを体験してみよう。
「おばあちゃんは階段昇るのがこんなに大変なんや」と真に迫った感想を教えてくれました。そして、これからは一緒に手をつないで歩いたりしたいなと話してくれていました。
イベントが始まるまでは、たくさんの方が来てくださるか心配でしたが、どのブースも満員御礼の状態でした。今回のイベントでは、院内の看護師が地域の方とふれあう場となり、参加された多くの方に看護を身近に感じていただくことができ、とても貴重な体験となりました。
看護師さんになるための
学校を知ろう！
学校紹介や教材展示をしているよ。
学校としては小さい子どもを対象としたイベントは初めてです。学生と一緒に顔出しパネルの作成や体験の準備を行い、当日を迎えることができました。
教材展示では、人気だったハロウィン🎃仕様ガイコツモデルと握手をしてスタートし、最後に顔出しパネルで記念撮影していました。
学生や教員にとっても楽しいハローホスピタルになりました。
ドキドキ♡採血体験
注射器を使って模擬血をとってみよう。
採血ブースでは、学生が子どもたちと一緒に本物の注射器をもってモデル人形で採血を実施しました。
子どもたちに大人気で、採血ブースに走ってきた子どももいました。
注射器で血が取れたときは嬉しそうに付き添ってこられた方に見せていました。
学生は、今まで練習してきた看護技術を子どもたちと行うことができました。
自分のからだを知ろう
「血圧測定体験」
親子で血圧を測ってみよう！
血圧測定ブースでは子どもたちが血圧を測る体験を行いました。
学生も、子どもたちにわかるように説明内容を考えて準備しました。
送気球を『シュポシュポ』と、子どもたちは、学生と一緒に血圧測定をしました。
実際に聴診器を当てて目盛りが下がったときに聞こえる音が聴けた時の驚きとうれしそうな顔が見られました。
薬剤師になってみよう！
薬局カウンターの裏側公開。
「お薬分包」や「シロップ薬作成」に挑戦！
※参加特典あり
薬剤師体験には多くの皆さまにご参加いただきました。一包化体験、水薬体験など、楽しみながら学べる内容にお子さまも大盛り上がりでした。保護者の方も薬剤師の業務が体験できて楽しかったとの声もいただいています。ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。また皆さまに学べて楽しめる内容を企画してまいります。
ドクターになろう！
腹腔鏡手術体験
ドクターが練習に使う道具で手術体験をしてみよう。
本物の腹腔鏡手術セットを使い、モニターを見ながら器具を動かす体験に挑戦していただきました。
外科医が横で操作のコツをお伝えすると、保育園児から付き添いのおばあさままで夢中になってチャレンジされ、うまくつまめた瞬間には思わず笑顔に。難しさと面白さの両方を感じていただけました。
ロボット手術「ダビンチ」
探検ツアー
ロボット手術ってなに？普段は入れない手術室を探検してみよう
手術支援ロボット「ダビンチ」が置かれた手術室へご案内し、医師がロボットアームを動かす様子を3D眼鏡で立体的に見学いただきました。普段は入れない手術室での“本物のロボット操作”に参加者の皆さんは興味津々。操縦席のコンソールに座る特別体験もあり、子どもから大人まで「すごい！」「こんなの初めて」と大盛り上がりのブースでした。