整形外科について
- 患者さんの訴えに耳を傾け、わかりやすく説明します
- 正確な手術、負担の少ない手術を行います
- 術前、術後にカンファレンスを行い、全員の意見を集約して治療方針を決定します
- 可能な限り、内視鏡などによる 最小侵襲手術 を行います
- 代表的な手術には クリテイカルパス を導入し、後療法の均一化を図ります
- リハビリテーション科と連携して、術後早期からリハビリを行います
- 毎週、総回診で術後の状態をチェックします
特色・取り組み
- 当科では、運動器不安定症など加齢に伴う疾患の治療を積極的に行うとともに、予防にも力を入れています。独自に開発したシステムで関節軟骨損傷を評価し、変形性膝関節症などの早期発見に努め、疾患の進行を食い止め、治療に大きな成果をあげています。
- スポーツ外来では、スポーツ外傷後の日常生活への復帰だけではなく、競技生活への復帰を目指したアスレチックリハビリテーションを推進しています。
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診療内容
慢性疾患から外傷まで、整形外科疾患全般にわたり対応します。 なかでも脊椎・脊髄疾患、スポーツ障害、人工関節には特に力を注いでいます。 外来は専門外来制をとっておりますので、可能な限り担当医の曜日に合わせて受診下さい。 当院で治療を行っている代表的な疾患、手術を以下に挙げます。
各項目の詳しい情報は、リンク(青の文字)をクリックしてください。
最小侵襲手術
内視鏡などを用いることによって周囲の軟部組織などへの侵襲を可能な限り小さくした手術を最小侵襲手術といいます。
具体的には腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡手術、膝、肩関節などの関節鏡視下手術がこれに当たります。
利点として術後の疼痛が軽減されているためリハビリテーションが早期より開始可能であるといった点が挙げられます。
しかし、内視鏡を用いた手術は視野が狭く、手術操作が困難であることも多いため、全ての例に適応になるわけではないこと、往来行われていた手術での経験が必要であるなどの特徴があります。
クリテイカルパス
同じ疾患、同じ手術に対して、手術前後の経過、治療方針を統一したものをクリテイカルパスといいます。
入院時に、クリテイカルパスをお渡しすることで、リハビリの進行状況や退院時のおおよその状態について知ることができます。
すべての手術が対象になるわけではありませんが、適応疾患を拡大しております。