京都医療センター

婦人科

治験・臨床研究

臨床研究へのご協力のお願い

「母乳哺育によるGDM既往女性の産褥耐糖能異常の発症予防効果に関する研究」
当院周産期センターでは上記の臨床研究を行なっています。本研究は、妊娠糖尿病と診断された妊婦さんを対象としています。妊娠糖尿病と診断された女性は、妊娠中に血糖値が正常だった女性の7倍を越える糖尿病発症危険率があります。そのためお産後に血糖検査を定期的に行なうことはとても重要です。
最近、母乳保育がお産後の糖尿病発症を予防する効果があるという研究があり、世界的に注目されています。しかし、本当に予防効果があるのか、どれくらいの期間母乳保育を続ければ効果があるのか、などよくわかっていません。そこで当院では、妊娠糖尿病と診断された妊婦さんを対象に、母乳哺育の本当の効果を明らかにするための臨床研究を行なっています。研究は、通常の保険診療および自費診療の範囲内で行なった種々の検査結果等の臨床データをカルテから収集して行う研究です。これにより患者さんに新たな検査や費用の負担が生じることはありません。
「日本産科婦人科学会データベース登録事業(周産期登録・婦人科腫瘍登録)」
日本における産婦人科領域の診療の現状(妊娠、分娩、不妊、悪性腫瘍など)を把握することで、さまざまな課題を抽出し、より良い産婦人科医療に反映することを目的として、日本産科婦人科学会ではデータベース登録事業を行っています。診療記録から抽出された情報を匿名化し、誰の情報かわからないようにしたうえで、日本産科婦人科学会に提供しています。
「多様な臨床情報を考慮した婦人科悪性腫瘍患者のオミックス解析(全ゲノム・全トランスクリプトーム・プロテオーム・メタボローム解析)による個別化医療の探索」
病気は遺伝子を構成する核酸(DNA、RNA)、蛋白質、代謝産物などの異常で発生すると考えられています。DNA、RNA、蛋白質、代謝産物などの解析を総称してオミックス解析とよんでいます。この研究では、手術で得られた貴重な標本や血液、これまで行ってきた血液検査、画像検査のデータ、治療成績などを様々な方法で解析することにより、産科婦人科疾患の性質を探り、どのような方がその疾患にかかりやすいか、新しい治療法や薬の開発、早期診断や治療予測につながる特徴を明らかにして治療成績を向上させることを目的にしています。

>>>オプトアウト

「周産期合併症および母児の予後に関する至適予知指標の確立を目指した研究」
妊娠糖尿病に限らず、産後うつ病、甲状腺機能異常合併妊娠、早産、妊娠高血圧症など妊娠に関わる多くの疾患があります。これらの異常の原因、診断法、治療法を新しく開発するために研究を行っています。そのためには妊婦さんの血液、胎盤、臍帯血などを材料にする必要があり、同意を頂ければ臨床データとともにこれらの組織を保存しています。

>>>オプトアウト

「産科婦人科疾患に対する生体試料の保管と研究利用(産科婦人科疾患におけるバイオバンク事業)」
婦人科疾患は子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などの良性疾患や、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌などの悪性疾患などがありますが、他の臓器の疾患と比較すると比較的若い女性に発症することが問題となります。これらの疾患の原因を明らかにし、新しい診断法や治療法を開発することが重要です。当院では婦人科疾患で手術を行う患者さんを対象として、同意を得た患者さんから血液、手術で摘出した組織を保存し、これらの研究に活かしています。
「子宮体癌の予防、新規診断・治療法の開発を目的としたハイリスク指標、予後因子を確立する研究」
子宮体癌は婦人科悪性腫瘍で最も頻度の高い疾患であり、生活習慣の変化とともに増加し、10年前と比較して罹患者数はおよそ2倍、死亡者数はおよそ1.6倍に増加しています。また、子宮体癌には子宮頸がん検診のような、発症初期で診断できるような検診として有用な検査がなく、予防や早期発見がむつかしいといわれています。本研究では、手術で得られた貴重な標本や、これまで行ってきた血液検査、画像検査のデータを様々な方法で解析することにより、子宮体癌の性質を探り、どのような方が子宮体癌にかかりやすいか、新規治療法につながる特徴を明らかにして治療成績を向上させることを目的にしています。

>>>オプトアウト

「地域がん登録と日本産科婦人科学会データを用いた若年子宮頸癌の予後に関する研究(2)年齢と予後の関連についての検討」
若い人の子宮頸がんが増えています。もし子宮頸がんの予後が、年齢で差があるとわかれば、予防対策や治療を、より適切に進めていくことができます。この研究では、「子宮頸がんの予後が、年齢で違いがあるかどうか」について検証します。地域がん登録や日本産科婦人科学会データベースを用いて研究を行います。

>>>オプトアウト

「産後大量出血時に希釈性凝固障害を発症する出血量の検討」
産後の大量出血は,現在でも母体に大きな健康障害をもたらす代表的な疾患です。大量出血に伴って起こる血液凝固障害(希釈性凝固障害と呼ばれています)の管理が重要なポイントですが,産科領域において,どの程度の出血量で希釈性凝固障害が発生するかはよくわかっていません。この研究は、産後大量出血時に希釈性凝固障害について研究します。

>>>オプトアウト

「手術支援ロボット(da Vinci)を用いた広汎子宮全摘術に関する臨床試験」
手術支援ロボット(da Vinci; ダビンチといいます)は、低侵襲という腹腔鏡手術の長所を活かしつつ、操作性が難しいという腹腔鏡手術の短所を改善した医療用ロボットです。日本国内ではダビンチでの手術を医療保険で受ける事ができるのは泌尿器科領域の手術だけで、産婦人科の病気でダビンチ手術を医療保険で受けることはできません。例外的に、先進医療の認定を受けている病院では、子宮頚癌に対してダビンチ手術を受けることができます。この臨床試験は、当院において早期の子宮頸癌患者さんに対してロボット支援下広汎子宮全摘術を施行し、安全性を確認の上、先進医療として実施できる体制を整えることを目的としています。当院倫理審査委員会の承認を得ましたので、今後、体制を整えて開始する予定です。
「BRCA遺伝子検査に関するデータベースの作成」
当院は遺伝性乳がん卵巣がんの診断のために、特定非営利活動法人日本HBOCコンソーシアムが実施するBRCA遺伝子検査を受けた方を対象としてデータの収集を行う登録事業に参加協力しています。これは日本人の遺伝性乳癌卵巣癌(hereditary breast and ovarian cancer: 以下HBOCと記載します)の症例の積み重ねにより、BRCA遺伝子変異の日本人により適した精確な予測、癌発症の頻度、治療方針、治療成績などの特徴を明らかにして、今後、HBOCの診療で対策を立てていく方のために有用な情報を作成することを目的としています。

>>>オプトアウト

「BRCA1/2遺伝子変異に基づくリスク低減両側卵巣卵管切除術(RRSO)に関する臨床試験」
BRCA1あるいはBRCA2遺伝子に変異があり、乳癌や卵巣癌に罹患しやすい体質を持っていることを遺伝性乳癌卵巣癌(hereditary breast and ovarian cancer: 以下HBOCと記載します)と言います。現在、HBOC患者(BRCA1/2変異陽性者)に対する対策として、①計画的なサーベイランス、②薬剤による化学予防、③予防的外科切除、の3つが考えられています。今回、BRCA1/2変異保有者に対する1つの選択肢として、リスク低減両側卵巣卵管切除術(RRSO)の実施を提示できる体制を整備することを目的としています。また、RRSOを実施した患者さんを追跡し、問題点等がないかを経過観察することも目的としています。実際にRRSOを行う際は、RRSOを行うことが適当であるか各患者さんに対して再度倫理審査委員会で検討してから行います。

>>>オプトアウト

「多嚢胞性卵巣症候群患者における非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の頻度とリスク因子:横断研究」
飲酒習慣がなくても脂肪肝を発症する「非アルコール性脂肪性肝疾患」は、男性と閉経後の女性に多くみられ、その発症要因を明らかにするための研究が国内外で盛んに行われていますが、いまだ十分に解明されていません。近年、妊娠可能年齢に多くみられる多嚢胞性卵巣症候群の患者さんに、非アルコール性脂肪性肝疾患を合併する頻度が高いことが報告されています。本研究は、過去16年間の記録を集約し、どのような多嚢胞性卵巣症候群の患者さんが非アルコール性脂肪性肝疾患を発症しやすいのかについて検討し、将来の生活習慣病予防に役立てることを目的としています。

>>>オプトアウト

以上の研究に関して、患者さんに新たな費用の負担が生じることはありません。研究に利用する情報は個人情報を切り離して、個人が特定されない形で、厳重に取り扱います。
皆さんの貴重な臨床データを使用させていただくことにご理解とご協力をお願いいたします。
本研究の対象となる方で、臨床データの研究への利用を希望されない方は下記の連絡先にご連絡ください。
なお、研究への協力をされない場合も、ご本人が本院で受けられる診療への不利益等の影響は一切ありません。

連絡先:国立病院機構京都医療センター 産科婦人科 研究責任医師:山口 建

雑誌論文・著書

令和3年(2021年)1月~2022年5月
京都医療センター 産科婦人科

学術論文

【和文論文】
  • 腹腔内に迷入したレボノルゲストレル放出子宮内システムを腹腔鏡にて安全に摘出しえた1例
    天野 泰彰, 安彦 郁, 田村 紗也, 勝又 美柚, 渡部 光一, 江本 郁子, 宇治田 麻里, 高尾 由美
    産婦人科の進歩 73巻3号 Page328-333, 2021.
  • 異所性成分を含む子宮平滑筋肉腫破裂の1例
    田中美柚、髙尾由美、鈴木直宏、天野康彰、宇治田麻里、江本郁子、安彦郁
    日本婦人科腫瘍学会雑誌 40巻2号Page55-
  • 腹腔鏡下単純子宮全摘出術後に発症した両側卵巣捻転の1例
    鈴木 直宏(国立病院機構京都医療センター 産科婦人科), 安彦 郁, 田村 紗也, 勝又 美柚, 江本 郁子, 天野 泰彰, 宇治田 麻里, 高尾 由美
    産婦人科の進歩(0370-8446)74巻1号 Page103-108(2022.02)
  • 再発子宮体癌に対しpembrolizumab投与中にCOVID-19感染による全身症状が遷延した1例
    田村紗也、北野照、上田匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、小田垣孝雄、安彦郁
    産婦人科の進歩 in press
【英文論文】
  • Right-sided Sigmoid Colon Revealed during Laparoscopic Sacrocolpopexy.
    Koichi Watanabe, Kaoru Abiko, Saya Tamura, Miyu Katsumata, Yasuaki Amano, Yumi Takao.
    J Minim Invasive Gynecol. 28(7):1267-1268.
    PMID:
  • A Novel Direct Approach to the Deep Uterine Vein in Laparoscopic Radical Hysterectomy.
    Akihito Horie, Kaoru Abiko, Tsukasa Baba, Masumi Sunada, Sachiko Kitamura, Koji Yamanoi, Naoki Horikawa, Ken Yamaguchi, Junzo Hamanishi, Eiji Kondoh, Masaki Mandai.
    J Minim Invasive Gynecol. 28(8):1444-1445.
    PMID:
  • Potential Novel Ovarian Cancer Treatment Targeting Myeloid-Derived Suppressor Cells.
    Kaoru Abiko, Takuma Hayashi, Ken Yamaguchi, Masaki Mandai, Ikuo Konishi.
    Cancer Invest. 39(4):310-314.
  • Tumor Immune Microenvironment during Epithelial-Mesenchymal Transition.
    Mana Taki, Kaoru Abiko, Masayo Ukita, Ryusuke Murakami, Koji Yamanoi, Ken Yamaguchi, Junzo Hamanishi, Tsukasa Baba, Noriomi Matsumura, Masaki Mandai.
    Clin Cancer Res. 27(17):4669-4679.
  • Combination of gene set signatures correlates with response to nivolumab in platinum-resistant ovarian cancer.
    Ryusuke Murakami, Junzo Hamanishi, J B Brown, Kaoru Abiko, Koji Yamanoi, Mana Taki, Yuko Hosoe, Ken Yamaguchi, Tsukasa Baba, Noriomi Matsumura, Ikuo Konishi, Masaki Mandai.
    Sci Rep. 11(1):11427.
  • Development of Uterine Leiomyosarcoma During Follow-up After Caesarean Section in a Woman With Uterine Leiomyoma.
    Koichi Watanabe, Takuma Hayashi, Miyu Katsumata, Kenji Sano, Kaoru Abiko, Ikuo Konishi.
    Anticancer Res. 41(6):3001-3010.
  • Lymphoepithelioma-like carcinoma of uterine cervix: Preoperative diagnosis and course in three cases.
    Asami Ikeda, Kaoru Abiko, Ikuko Emoto, Mari Ujita, Yumi Takao, Ikuo Konishi.
    J Obstet Gynaecol Res. 47(11):4093-4100.
  • PDK2 leads to cisplatin resistance through suppression of mitochondrial function in ovarian clear cell carcinoma.
    Sachiko Kitamura, Ken Yamaguchi, Ryusuke Murakami, Yoko Furutake, Koichiro Higasa, Kaoru Abiko, Junzo Hamanishi, Tsukasa Baba, Noriomi Matsumura, Masaki Mandai.
    Cancer Sci. 112(11):4627-4640.
  • Oncological Properties of Intravenous Leiomyomatosis: Involvement of Mesenchymal Tumor Stem-Like Cells.
    Saya Tamura, Takuma Hayashi, Hideki Tokunaga, Nobuo Yaegashi, Kaoru Abiko, Ikuo Konishi.
    Curr Issues Mol Biol. 43(2):1188-1202.
  • Mesonephric-like adenocarcinoma of the ovary in an elderly woman: A case report and a review of the literature.
    Mari Ujita, Kaoru Abiko, Ryo Kuwahara, Ikuko Emoto, Yasuaki Amano, Ikuo Konishi.
    J Obstet Gynaecol Res. 47(12):4490-4495.
  • Potential Biomarkers Associated With the Nature of Uterine Benign Mesenchymal Tumors.
    Tamura S, Hayashi T, Abiko K, Konishi I.
    J Clin Med Res. 2022 Mar;14(3):142-145. doi: 10.14740/jocmr4683. Epub 2022 Mar 21.
  • Characteristic of Uterine Rhabdomyosarcoma by Algorithm of Potential Biomarkers for Uterine Mesenchymal Tumor.
    Tamura S, Hayashi T, Ichimura T, Yaegashi N, Abiko K, Konishi I.
    Curr Oncol. 2022 Mar 28;29(4):2350-2363. doi: 10.3390/curroncol29040190.
  • Visceral-to-subcutaneous fat ratio is a possible prognostic factor for type 1 endometrial cancer.
    Wada M, Yamaguchi K, Yamakage H, Inoue T, Kusakabe T, Abiko K, Takakura K, Konishi I, Satoh-Asahara N.
    Int J Clin Oncol. 2022 Feb;27(2):434-440. doi: 10.1007/s10147-021-02060-1. Epub 2021 Oct 30.
総説: 雑誌社からの依頼稿など
  • 【図解 分子メカニズムから理解する婦人科がんの薬物療法】卵巣悪性腫瘍 性索間質性腫瘍
    安彦 郁
    産婦人科の実際70巻12号 Page1479-1483, 2021.
  • 広範囲の哺乳綱に属する生き物へのSARS-CoV-2の感染拡大の危惧とCOVID-19の治療
    林 琢磨, 宇良 敬, 安彦 郁, 天野 泰彰, 市村 友季, 佐野 健司, 金井 栄, 油谷 浩幸, Gur G, Zharhary D, 万代 昌紀, 八重樫 伸生, 小西 郁生
    未病と抗老化 30巻 Page36-40, 2021.
著書: ISBNコード(国際標準図書番号)が取得されている図書に掲載
  • 大血管損傷時の対応
    OGS NOW Basic 8 明日からできる悪性腫瘍の手術 リンパ節郭清(開腹・腹腔鏡・ロボット)
    Medical View, Page 164-170, 2021.
  • 骨盤臓器脱に対するロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)(2)
    OGS NOW Basic 10 骨盤臓器脱 完全マスター
    Medical View, Page 134-145, 2022.

学会発表

令和3年(2021年)1月~令和4年5月
京都医療センター

学会発表

  • 第13回日本ロボット外科学会学術集会 2021年1月23日 WEB
    当院における腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)とロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)の導入時成績の比較検討
    鈴木直宏、勝又美柚、田村紗也、渡部光一、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、髙尾由美、安彦  郁
  • 第62回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 2021年1月29日-30日 仙台→WEB
  • 子宮体癌に対して腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術を施行し術後に小細胞神経内分泌癌の診断に至った一例
    渡部 光一, 鈴木 直宏, 江本 郁子, 天野 泰彰, 宇治田 麻里, 高尾 由美, 安彦 郁
  • 腹腔内出血を来した漿膜下子宮筋腫の一例
    江本 郁子, 鈴木 直宏, 渡部 光一, 天野 泰彰, 宇治田 麻里, 高尾 由美, 安彦 郁
  • 子宮頸部原発lymphoepithelioma-like carcinomaの3例
    池田 愛紗美, 安彦 郁, 鈴木 直宏, 渡部 光一, 江本 郁子, 天野 泰彰, 宇治田 麻里, 高尾 由美, 高倉 賢二, 小西 郁生
  • 鏡視下手術に適した広汎子宮全摘術式の改良 後方アプローチ法による膀胱子宮靱帯後層血管の切断
    天野 泰彰, 鈴木 直宏, 渡部 光一, 江本 郁子, 宇治田 麻里, 高尾 由美, 安彦 郁
  • 卵巣癌の抗VEGF抗体獲得耐性の免疫学的機序の解明と克服
    安彦 郁
  • 第9回婦人科ロボット手術学会 2021年3月5日-6日 島根→WEB
    ワークショップ2 「RSCの導入と展開」
    単施設における腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)とロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)の比較検討
    安彦 郁
  • 第33回日本内視鏡外科学会総会 2021年3月10日-13日 横浜
    後方ダイレクトアプローチ法による鏡視下の岡林式広汎子宮全摘術
    安彦 郁
  • 第94回日本内分泌学会総会 2021年4月22日-24日 WEB
    多発性内分泌腫瘍症2型の遺伝カウンセリング 甲状腺髄様がん術前に遺伝学的検査を行った一例
    小西 陽介, 日下部 徹, 難波 多挙, 橋本 有紀子, 北 誠, 和田 美智子, 鈴木 直宏, 江本 郁子, 安彦 郁, 林 琢磨, 三宅 秀彦, 浅原 哲子, 八十田 明宏
  • 第73回日本産科婦人科学会学術講演会 2021年4月22日-25日 新潟
    当院における精神疾患合併妊娠の検討
    田村 紗也, 江本 郁子, 勝又 美柚, 鈴木 直宏, 渡部 光一, 天野 泰彰, 宇治田 麻里, 高尾 由美, 安彦 郁
  • 腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)導入後の治療成績の検討
    勝又 美柚, 安彦 郁, 佐藤 晋平, 堀江 昭史, 福谷 優貴, 伊藤 美幸, 千草 義継, 万代   昌紀
  • クリニカルシークエンスの医療 婦人科腫瘍におけるがんゲノム医療の新たな展開
    林 琢磨, 安彦 郁, 島田 宗昭, 徳永 英樹, 川村 直樹, 小林 正幸, 内山 亜弥, 中西 豊, 加藤 秀則, 竹原 和宏, 田邉 康次郎, 新倉 仁, 海法 道子, 山田 秀和, 中西 透, 太田 剛, 永瀬 智, 齋藤 文誉, 岩越 裕, 本原 剛志, 矢幡 秀昭, 鈴木 彩子, 城 玲央奈, 片渕 秀隆, 山口 建, 松村 謙臣, 市村 友季, 万代 昌紀, 加藤 聖子, 八重樫 伸生, 小西 郁生, PRUM-IBio study
  • 腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)とロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)導入初期の治療成績に関する検討
    鈴木直宏、田村紗也、田中美柚、渡部光一、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、髙尾由美、安彦郁
  • 第45回日本遺伝カウンセリング学会 2021年7月2日-4日 WEB
    当院のBRACAnalysisにおける認定遺伝カウンセラーの関わり方について
    小西 陽介, 鈴木 直宏, 江本 郁子, 安彦 郁, 北 誠, 橋本 有紀子, 難波 多挙, 林 琢磨, 日下部 徹, 三宅 秀彦, 浅原 哲子, 八十田 明宏
  • 第63回日本婦人科腫瘍学会学術講演会 2021年7月16日-18日 大阪
    単一施設における初期子宮体癌のロボット手術と腹腔鏡手術の比較検討
    安彦 郁、田村紗也、田中美柚、鈴木直宏、渡部光一、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、髙尾由美
  • クリニカルシークエンスの今後の展望:婦人科腫瘍におけるがんゲノム医療の新たな展開
    天野泰彰、林琢磨、安彦郁、万代昌紀、八重樫伸生、小西郁生
  • 下部消化管内視鏡検査後に子宮平滑筋肉腫の破裂をきたした1例
    田中美袖 市川尚寛 北野照 田村紗也 鈴木直宏 上田匡 江本郁子 宇治田麻里 天野泰彰 安彦郁
  • 経過非順調型を呈した絨毛性疾患の臨床経過の検討
    鈴木直宏、田村紗也、田中美柚、渡部光一、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、髙尾由美、安彦郁
  • 卵巣原発mesonephric-like adenocarcinomaの1例
    宇治田麻里、桑原遼、田村紗也、田中美柚、鈴木直宏、渡部光一、江本郁子、天野泰彰、髙尾由美、安彦郁
  • 第61回産婦人科内視鏡学会学術講演会 2021年9月11日-13日 横浜→WEB
    シンポジウム5 これからロボット手術を始める人への提言
    ロボットを始めたばかりの5年前の私にタイムマシンで教えてあげたいこと
    安彦 郁
  • 腹壁瘢痕ヘルニアメッシュ修復術後の腹膜妊娠に対して腹腔鏡手術を施行した1例
    市川尚寛、北野照、田村紗也、田中美柚、鈴木直宏、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 仙骨腟固定術時にメッシュ位置の変更が必要であったPersistent Descending Mesocolonの2例
    宇治田麻里、市川尚寛、北野照、田村紗也、田中美柚、鈴木直宏、江本郁子、天野泰彰、安彦郁
  • 第44回産婦人科手術学会 2021年9月25日-26日 鹿児島→WEB
    ワークショップ
    ロボット支援子宮悪性腫瘍手術の子宮全摘出術
    安彦 郁
  • Cell Symposium: Overcoming Therapy Resistance in Cancer 2021年10月8日-10日 WEB
    Oncological features of intravenous leiomyomatosis: involvement of mesenchymal tumor stem-like cells.
    Saya Tamura, Takuma Hayashi, Hideki Tokunaga, Nobuo Yaegashi, Kaoru Abiko, Ikuo Konishi.
  • 第12回京都周産期カンファレンス 2021年10月9日 京都
    当院における硬膜外無痛分娩-導入初期65例の検討
    市川尚寛、江本郁子、北野照、田村紗也、田中美柚、岸本尚也、上田匡、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 第22回京都女性のヘルスケア研究会 2021年10月10日 京都
    高度骨盤臓器脱と腹圧性尿失禁に対しロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)と尿道スリング手術(TOT)を同時に施行した一例
    北野照、市川尚寛、田村紗也、田中美柚、岸本尚也、上田匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 京都産婦人科学会 令和3年度学術集会 2021年10月16日 京都
    Pembrolizumab投与中にCOVID-19に感染し全身症状が遷延した子宮体癌の一症例
    田村紗也、市川尚寛、北野照、岸本尚也、上田匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 第59回日本癌治療学会学術集会 2021年10月 22日-24日 横浜
    初期子宮体癌に対するロボット手術と腹腔鏡手術の導入初期成績の比較
    安彦 郁, 市川 尚寛, 北野 照, 田村 紗也, 田中 美柚, 鈴木 直宏, 江本 郁子, 天野 泰彰, 宇治田 麻里
  • 第36回日本女性医学学会学術集会 2021年11月6日-7日 大阪
    骨盤臓器脱と腹圧性尿失禁に対し、ロボット支援下仙骨腟固定術とTOT手術を同時に施行した症例
    安彦 郁, 奥野 博, 市川 尚寛, 田村 紗也, 北野 照, 鈴木 直宏, 江本 郁子, 天野 泰彰, 宇治田 麻里
  • 第34回日本内視鏡外科学会総会 2021年12月3日-5日 神戸
    領域横断シンポジウム
    婦人科悪性腫瘍手術に関する本音
    安彦 郁
  • Persistent Descending Mesocolonを伴う骨盤臓器脱に対して仙骨腟固定術を施行した2例:メッシュ位置の工夫
    上田匡、江本郁子、安彦郁
  • 腹壁瘢痕ヘルニアメッシュ修復術後に腹腔鏡下異所性妊娠手術を施行した1例
    江本郁子、上田匡、安彦郁
  • 第13回京都婦人科鏡視下手術研究会 2021年12月4日 京都
    ロボット支援下仙骨腟固定術後に絞扼性腸閉塞を生じた1例
    岸本尚也、市川尚寛、北野照、田村紗也、田中美柚、上田匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 第10回日本婦人科ロボット手術学会 2022年1月29日、30日 静岡→WEB
    産婦人科ロボット3保険術式の導入期成績の検討
    安彦 郁、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里
  • 当院での仙骨腟固定術式についての検討〜腹腔鏡手術かロボット手術か〜
    宇治田麻里、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、江本郁子、天野泰彰、安彦郁
  • 腹圧性尿失禁を合併した骨盤臓器脱に対してロボット支援下仙骨腟固定術と尿道スリング手術を同時に施行した1症例
    江本郁子、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 当施設における初期子宮体癌ロボット手術と腹腔鏡手術の比較
    天野泰彰、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、江本郁子、宇治田麻里、安彦郁
  • 第14回日本ロボット外科学会 2022年2月26日27日 鹿児島→WEB
    ロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)術後に小腸陥頓イレウスを生じた一例
    天野泰彰、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、江本郁子、宇治田麻里、安彦郁
  • 当院の初期子宮体癌における腹腔鏡手術とロボット手術の比較検討
    江本郁子、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、天野泰彰、宇治田麻里、安彦郁
  • 骨盤臓器脱に対するロボット支援下仙骨腟固定術(RSC)の手術成績の後方視的検討
    安彦 郁、市川尚寛、北野 照、田村紗也、岸本尚也、上田 匡、江本郁子、天野泰彰、宇治田麻里

講演

  • 第20回産婦人科手術療法・周術期研究会 2021年3月26日
    講演2 「市中病院で始めるRSC(ロボット支援仙骨腟固定術)」
    安彦 郁
  • Takeda Medical site
    Gynecologic LOUNGE 2021年3月WEB公開
    ロボット支援下仙骨腟固定術
    安彦 郁
  • 日本婦人科腫瘍学会教育委員会WEBセミナー 2021年5月13日
    「ロボット支援下子宮全摘術」
    安彦 郁
  • 関西Gynecological Robotic Surgery Seminar 2021年6月25日
    「婦人科ロボット手術を安全に増やす~京都医療センターの取り組み~」
    安彦 郁
  • 「TLH、その次に目指すもの」セミナー 2021年11月12日
    基調講演 「ロボット手術を始めよう」
    安彦 郁
  • 芳し手術会~婦人科WEBロボットカンファレンス~ 2021年11月26日
    講演 2 「RSCにおけるTipsとPitfalls~より安全で患者満足度の高い手術を目指して」
    安彦 郁