京都医療センター

放射線診断科

  1. 医師、技師、看護師の三者が一致協力して診療にあたっています。
  2. 患者さんが安心して受けられる検査を提供しています。
  3. 各科との連携を密に、治療につながる診断を目指しています。
  4. 画像診断を通して、患者さんはもちろん、近隣の医療機関への地域医療にも貢献しています。

特色・取り組み

放射線診断科では、放射線診断科医師(放射線診断専門医6名を含む計7名)、診療放射線技師、看護師、受付を含め当科診療に関わるスタッフが一丸となって、診療にあたっています。
検査前の流れとして、受付から始まり、スムーズな検査進行のためのご案内、検査が安全に行われるように適宜検査前の問診を行っています。
一言に検査と言っても幅広く、なじみの深いレントゲン検査(X線単純検査、マンモグラフィ検査、骨密度検査)、CT検査、MR検査、アイソトープ(核医学)検査、X線TV透視検査、血管造影検査・治療(IVR)、超音波検査など多岐にわたります。放射線診断科医師の主な診療業務の一つが『画像診断』で、診療放射線技師が、患者さんの姿位・状態に応じて最適な条件で撮影をした画像を、読影・診断・レポート作成を行い、他科の医師に診断結果を報告しています。
また、撮影した画像を診断するだけでなく『被ばく防止・安全管理をする』という役割も担っており、いわゆるレントゲン検査やCT検査を行っている背景では、適切な検査方法を検討し、被ばく管理も行っていますので、どうぞ安心して必要な検査をお受けください。

開業医・医療機関の先生方へ

  • 放射線診断科への各種検査のご依頼を受け付けております。
  • 検査結果は、原則翌診療日中までに医療機関にFAX(併せて郵送)致します。緊急の場合はご相談ください。
    検査時間にもよりますが、当日中にFAXにて結果を送信するように努めております。
  • お問い合わせ:地域医療連携室
    TEL
    0120-06-4649 0120-30-8349
    FAX
    075-643-4361
    検査予約
    患者支援センター(医療機関の方へ)
    検査内容
    患者支援センター(放射線科検査)

各種検査のご紹介

CT検査

CT検査とはガントリと呼ばれる筒の中でX線管とX線の検出器を回転させ、中心部の空間を通過した被写体にX線を照射し、得られた膨大なデータを演算することにより、連続的な断面像を得る検査です。10秒程度で全身を1mm以下の薄い間隔で撮影することが可能で、それらを利用した三次元画像作成も可能であり、非常に有用です。

詳細はこちら

MR検査

MR検査は身体の各組織にある水素の原子核がもっている磁気の共鳴現象を利用します。高い磁場環境において、水素原子核が共鳴する電磁波をあて、その後に人体から出てくる電磁波を検出器で捉え、コンピュータで計算し画像を作ります。CT画像とよく似ていますが、原理が全く違うために得られる画像は似て否なるものです。MRは脳や脊椎の病変の診断に優れています。

詳細はこちら

アイソトープ(核医学)検査

アイソトープ(核医学)検査では、放射性同位元素を含む医薬品を静脈注射またはカプセルタイプの錠剤内服で、体内に投与します。特定の臓器又は組織に取り込まれたこの放射性医薬品から出る放射線を専用のカメラ(SPECT装置やPET装置)で捉え、コンピュータ処理をすることにより画像を作成します。目的に応じて使用する薬品が異なりますが、骨を含めた様々な臓器の状態、脳や心筋の血流状態(SPECT検査)、全身のブドウ糖の代謝(PET検査)について詳しい情報を得ることができます。

詳細はこちら

血管造影検査・治療(IVR)

血管造影検査とは一般的にカテーテル検査などとも言われる検査です。通常のX線透視や撮影では血管を描出する事が困難なため、X線に写る造影剤という薬剤を用います。カテーテルと呼ばれる細い管を血管に挿入し、目的とする血管まで進めてカテーテルより造影剤を注入し、目的の血管を描出します。描出するだけではなく、血管が狭くなり血液の流れが悪くなった部位を、風船やステントと呼ばれる金属の筒が装備された特殊なカテーテルを用いて、血管を拡げる治療(経皮的冠動脈形成術:PCI、経皮的血管形成術:PTA)や、消化管出血や外傷による腹腔内出血などの止血(血管塞栓術)、くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤に対して、コイルと呼ばれるプラチナ製の糸状の金属を用いて動脈瘤を詰める治療(コイル塞栓術)、癌細胞へ流れる血液(動脈)を塞いだり、抗がん剤などを直接癌細胞へ注入する治療を行っております。当院では手術室と血管造影検査室かけ合わせたハイブリッド手術室も備えています。

詳細はこちら

X線透視検査

名前のとおりX線を用いて身体の中を透視し、造影剤(X線に写る薬剤)などの流れる様子や臓器の動きをTVモニターで観察しながら写真を撮ることができます。また、X線透視を行いながら治療も行います。

詳細はこちら

乳房撮影(マンモグラフィ)

マンモグラフィとは、乳がんの早期発見に有効な検査のひとつで、専用の装置を用いて乳房を挟むように圧迫して撮影します。
乳がんの罹患率は急速に増加しており、我が国においては、現在9人に1人が乳がんになると言われています。特に40~50歳代の女性では、がん死亡原因のトップになっています。幸いにも乳がんは早期に発見すれば治癒率が高い疾患です。そのため40歳を過ぎたら、2年に1度、問診とマンモグラフィを受けることが推奨されています。

詳細はこちら

骨密度検査

骨密度検査とは、骨の中にあるカルシウム、マグネシウムなどのミネラル成分の量を計測するもので骨粗鬆症の診断等に用いられます。被ばく量が極めて少なく、患者さんの負担の少ない検査です。

詳細はこちら

施設認定

  • 日本医学放射線学会 放射線科専門医総合修練機関認定
  • 日本核医学会 日本核医学専門医教育病院
  • 日本医学放射線学会 画像診断管理認定施設
    • 日本医学放射線学会が定める「適切な被ばく管理に関する事項」
    • 日本磁気共鳴医学会が定める「MRI安全管理に関する事項」
    • 日本磁気共鳴医学会が定める「全身MRIに関する事項」
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 マンモグラフィ検診施設・画像認定

主な取得専門・認定資格一覧(診療放射線技師)

資格・認定名称 認定機構
第1種放射線取扱主任者 原子力規制委員会
衛生工学衛生管理者 厚生労働省
ガンマ線透過写真撮影作業主任者 厚生労働省
エックス線作業主任者 厚生労働省
第一種作業環境測定士 公益社団法人 日本作業環境測定協会(JAWE)
磁気共鳴専門技術者 日本磁気共鳴専門技術者定機構(JMRTS)
臨床実習指導者 日本診療放射線技師会(JART)
臨床技術能力検定MRI3級 日本診療放射線技師会(JART)
X線CT認定技師 特定非営利活動法人 X線CT専門技師認定機構
核医学専門技師 日本核医学専門技師認定機構(JBNMT)
PET認定技師 日本核医学会
放射線治療専門放射線技師 日本放射線治療専門放射線技師認定機構機
ラジウム223治療安全取扱講習会 公益社団法人 日本アイソトープ協会(JRIA)
放射線治療品質管理士 放射線治療品質管理機構
ストロンチウム89治療安全取扱講習 公益社団法人 日本アイソトープ協会(JRIA)
日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師 日本血管撮影・インターベンション専門診療放射線技師認定機構
検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 日本乳がん検診精度管理中央機構
放射性医薬品取り扱いガイドライン講習 一般社団法人 日本病院薬剤師会
医療情報技師 医療情報技師育成部会
情報セキュリティマネジメント 情報処理推進機構
日本救急撮影技師 日本救急撮影技師認定機構
日本DMAT隊員登録 厚生労働省DMAT事務局

装置

CT撮影装置 3台(MDCT)
MR撮影装置 3台(1.5T 1台 / 3.0T 2台)
X線TV装置 4台
頭頸部・体幹部血管連続撮影装置 1台
心臓カテーテル検査専用撮影装置 1台
ハイブリッド手術室血管撮影装置 1台
ポジトロン断層撮影装置(PET-CT) 1台
核医学(RI)撮影装置 1台
一般X線撮影装置 5台 (DRシステム)
乳房撮影専用装置 1台
移動型X線撮影装置 7台
結石破砕装置 1台