糖尿病センターの歴史
京都医療センターの糖尿病診療の歴史は長く、昭和36年に赤澤好温医師らが糖尿病相談室を設置しています。
昭和43年には常設糖尿病専門外来(糖尿病センターの前身)を開設し、糖尿病患者のための教育入院システムをはじめ、先進的な糖尿病診療が高い専門性を備えた医師、看護師、栄養士、薬剤師、検査技師などによるチーム医療として展開されてきました。以降、
- 昭和45年
- 厚生省「国立京都病院糖尿病センター」設置を決定
- 昭和53年
- 臨床研究部が設置され糖尿病研究を開始(内分泌代謝性疾患センターと呼称)
- 昭和63年
- 「糖尿病の教育と治療」のためのWHO(世界保健機構)糖尿病協力センターに指定
- 平成11年
- 国の定めた19の政策医療分野のひとつである内分泌代謝性疾患分野(糖尿病や肥満、ホルモンの病気など)における高度専門医療施設に指定
- 平成12年
- 糖尿病性足病変および糖尿病性腎症の専門外来開設
- 平成13年
- 肥満外来(現メタボリック症候群外来)開設
- 平成13年
- 糖尿病療養指導士制度スタート。
- 平成15年
- 臨床研究センター設置。糖尿病関連の研究部門をさらに強化
- 平成16年
- 10月から一般市民を対象とした公開講座「DM京都」がスタート
- 平成17年3月
- 1型糖尿病外来開設
- 平成17年11月
- 高脂血症外来開設
- 平成19年3月
- 妊娠糖尿病外来開設
- 平成21年3月
- 1型糖尿病セミナー開始
- 平成22年9月
- 糖尿病血管合併症外来、インスリンポンプ(CSII)外来を開設
- 平成24年10月
- 糖尿病透析予防指導外来
- 平成26年9月
- 糖尿病外来改修(8診体制となる)
このように、専門的な糖尿病診療機能、臨床研究機能が着実に充実してきました。