作業療法(Occupational therapy)について
作業療法は、日常生活動作(食事を食べる・身だしなみを整える・トイレに行く・服を着替える・お風呂に入る等)、日常生活に関連した動作(料理をつくる・掃除や洗濯をする・買い物に行く等)、就業や就学に向けた練習を行います。当院では、病気やけがの発症(手術後)早期より介入し寝たきり予防を図り、身体が回復していく過程の中で具体的に出来ることを増やして今後の不安を取り除いていきます。
作業療法の実施内容例
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生活動作の練習
食事を食べる・身だしなみを整える・トイレに行く・服を着替える・お風呂に入る等の動作練習や方法の指導を行います。
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関節可動域運動、筋力増強運動
作業を用いて関節の柔軟性の運動や、筋力運動を行います。
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上肢(肩から指先)の機能訓練
細かな物品を扱う動作練習を行い、日常生活での書字やボタン止めなどの細かな動作が行えるよう練習します。
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認知機能改善
計算、書字などの様々な作業を用いて日付や場所の見当識、記憶力の改善に向けて練習を行います。
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就業や就学に関する練習
書字、一度に複数の情報処理を行う練習、車の運転にむけた相談、重たい荷物を運ぶ練習も行います。
主な作業療法の対象疾患
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脳血管疾患
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳腫瘍、硬膜下血腫、低酸素脳症、パーキンソン病等
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整形疾患
骨折、脊椎損傷、脊柱管狭窄症、変形性関節症、腱損傷などの手の外科疾患等
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呼吸器疾患
肺炎、慢性閉塞性肺疾患、肺線維症、肺がんなど
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外科疾患
汎発性腹膜炎、腸穿孔、各種がん術前術後など