京都医療センター

リハビリテーション科

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは、病気や怪我などによって不自由になったにも関わらず、人として生活できるようにするための総合的体系です。つまり、単に運動のことだけでなく、本来は非常に広い意味合いを持っています。治療方法としては、主に理学療法、作業療法、言語聴覚療法が用いられ、当科でも実施しています。また患者さん一人一人の状態に応じてプログラムを設定します。最近では病気の初期から開始するほうが機能回復はよいと言われ、当科でも積極的に取り組んでいます。

当科の特徴

  • 早期からの介入

    各診療科より直接処方を受け、術後も含め早期より実施しています。医師や看護師などと情報共有しながら、可及的に早期離床を実施していくことで二次障害を予防し、機能改善の促進につなげています。

  • チーム医療の促進

    リハビリテーション医療は他職種で構成されるチーム医療です。当科も呼吸ケアチーム、栄養サポートチーム、排尿ケアチーム、褥瘡対策チーム、転倒転落予防チームなどのチーム医療に参加し、安全で質の高い診療を提供できるように目指しています。

  • 教育体制の重視

    新人教育マニュアルに則した新人教育をはじめ、各種研修会、勉強会を通じて職員教育も活発的に行っています。また臨床実習は多校より(R4年度:9校20名)受けており、後進の育成にも力をいれています。

スタッフ数

リハビリテーション科医長(専任医師):1名
理学療法士:18名 作業療法士:8名 言語聴覚療法士:6名
事務助手:1名

施設基準

以下の基準を取得しており、当院の各科に対応できるようにしています。

  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がん患者リハビリテーション料
  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)