治験・臨床研究
脳神経内科と、臨床研究センターで連携し、さまざまな臨床研究を実施しています。
STOP Dementia Projectは、脳神経内科と臨床研究センター予防医学研究室で実践している認知症解明のためのプロジェクトです。
当院循環器内科との共同臨床試験も実践しています。
国立循環器病研究センター脳神経内科が中心として実践している多施設共同研究にも積極的に関わっています(COMCID臨床治験、ATIS-NVAF臨床試験などが代表的な臨床試験)。
臨床研究
脳神経センターとして大規模臨床研究に従事
- EXPAND Study
非弁膜症性心房細動患者の脳卒中および全身性塞栓症に対するリバーロキサバンの有効性と安全性に関する登録観察研究 - EDAP
パーキンソン氏病に合併する精神症状に対するドネペジル塩酸塩の有用性に関する多施設共同プラセボ対象二重盲検比較試験
(研究事務局:国立病院機構宇多野病院 脳神経内科) - RESPECT Study
脳卒中既往患者を対象とした厳格降圧療法の二次予防効果を検討する大究規模臨床研究 - 頭蓋内動脈狭窄症の予後に関する観察研究
(研究事務局:京都第二赤十字病院 脳神経内科) - 脳血管疾患の再発に対する高脂血症治療薬HMG-CoA還元酵素阻害薬の予防効果に関する研究
(J-STARS : Japan Statin Treatment Against Recurrent Stroke) - 国立病院機構NHOネットワーク共同臨床研究
「脳梗塞患者の再発・進展予防のための至適治療法の確立を目指した多施設共同長期観察研究」 - NHOネットワーク研究 脳卒中分野
脳梗塞患者における抗血栓療法のリスク・ベネフィットに関する研究 - 超急性期脳梗塞に対する血管内救済療法の効果に関する全国前向き登録研究
Recovery by Endovascular Salvage for Cerebral Ultra-acute Embolism (RESCUE) Japan Registry - 脳卒中既往患者を対象とした厳格降圧療法の二次予防効果を検討する大規模臨床研究
Recurrent Stroke Prevention Clinical Outcome Study - 脳梗塞患者に対するイコサペント酸(EPA)の効果に関する研究
これまでに関わってきた臨床研究
- 急性期脳梗塞患者における抗血栓薬および脳保護薬の併用療法に関する研究
EAST-Study - アテローム血栓性イベントリスクを持つ患者を対象とする国際前向き観察研究
REACH Registry (RE-duction of Atherothrombosis for Continued Health)
学会
- 8th WORLD STROKE CONGRESS 平成24年10月10日〜13日
Relationship between ischemic stroke risk factors, adipocytokine and carotid sonography findings.
大谷 良 他 - 第37回日本脳卒中学会総会 平成24年4月26日〜28日
脳梗塞危険因子と頸部超音波所見,アディポサイトカインとの関連
大谷 良 他 - 第37回日本脳卒中学会総会 平成24年4月26日〜28日
内頸動脈閉塞においてペナンブラシステムによる塞栓吸引術により良好な再開通が得られた1例
端 祐一郎 他 - てんかん学術講演会 平成24年3月10日 救急外来で脳梗塞が疑われた「てんかん」の1症例
端 祐一郎 他 - Stroke Forum 2012 平成24年1月14日
脳出血:血圧管理と抗血栓療法の功罪
大谷 良 - 日本神経治療学会(神経難病における音楽療法を考える会) 平成23年11月18日
当院脳神経センターにおける音楽療法
中村道三、飯塚三枝子 - 日本臨床神経生理学会 平成23年11月10日
シンポジウム TMSの臨床応用:ジストニアへの応用
村瀬 永子 - 京都内科神経懇話会 平成23年9月17日
脳梗塞患者の運動機能における、大脳半球間の抑制とリハビリテーションへの応用
村瀬 永子 - 日本神経科学学会 平成23年9月14日
Inter-indivisual variation in the after-effect of paired associate stimulation depends on the recruitment of late corticospinal Indirect-waves in the human primary motor cortex
村瀬 永子 - Stroke研究会 平成23年5月21日
超急性期に脳梗塞とてんかん重責の鑑別が困難であった一例
端 祐一郎 他 - 日本神経学会総会 平成23年5月19日
CIDPの寛解維持を目的とする定期的ステロイドパルス療法
中村 道三 他
著書関連
- 分子脳血管病 vol.11, no.1, 2012, pp.93-97.
脳卒中専門医のためのKey Word PT-INRとTTR
著者: 国立病院機構 京都医療センター脳神経内科 大谷 良 - 「B 肥満の合併症 脳梗塞」 大谷 良 『チームで撲滅!メタボリックシンドローム 基礎編 まずはメタボリックシンドロームのおさらいから』
監修 島津 章 編集 佐藤 哲子 診断と治療社 pp.25 2009年6月1日初版 - 「訴え・症状から考える神経所見のとり方 「急に片方の手足が動かなくなりました」-急性期運動麻痺の診察について」 大谷 良 medicina 2月号, Vol.46, 2009年
- 「アルツハイマー病が予防できる」 原著者 W.R.Shankle,M.S.,M.D, D.G.Amen,M.D. 訳者 石橋 哲、大谷 良 医歯薬出版株式会社 2008年3月10日初版
医学関連雑誌
-
Medical Tribune 2011年9月15日号 特別企画
座談会 「急性期から慢性期の非心原性脳梗塞治療を考える」(京都)司会:独立行政法人国立病院機構京都医療センター 脳神経内科医長 中村道三Dr
コメンテーター:埼玉医科大学国際医療センター 脳神経内科教授 棚橋紀夫Dr
討論演者(専門家)
京都大学医学部附属病院 脳神経内科助教 猪原匡史Dr
独立行政法人国立病院機構京都医療センター 脳神経内科医長 大谷良Dr
京都大学医学部附属病院 初期診療救急医学助教 武信洋平Dr
京都府立医科大学 脳神経内科助教 富井康宏Dr
京都第二赤十字病院 脳脳神経内科医員 永金義成Dr
京都府立医科大学 脳神経内科 牧野雅弘Dr
>>>詳しくはこちらからご覧下さい。