京都医療センター

臨床検査科

臨床検査科

当院は施設紹介でもあるように、国から政策医療の基幹医療施設、専門医療施設に指定されており、その他の機能も付与されています。また京都府から三次救急医療施設の指定も受け、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、京都府災害拠点病院、がんゲノム医療連携病院にも指定され、近畿内における基幹病院であると同時に地域医療の中核的役割を担っている施設です。また臨床研究センターも併設されているため、当院の高度な診療や研究を支えるためには、医学の進歩と多様に変化する様々なニーズに対し最先端の臨床検査技術を提供することが求められています。このようなニーズに応えるため、環境整備や臨床検査機器整備、人材育成にも積極的に着手しており、現在多数の検査項目で365日、24時間の迅速検査報告体制を確立しています。

検査室紹介

臨床検査はその特徴により、検体検査・生理機能検査の2つに大きく分かれます。
検体検査は血液、尿、便、痰、体腔液、手術により摘出された組織を用いて行う検査です。
生理機能検査は直接患者さんの身体に接して、体内からの情報や変化の状態を数字や画像に変換して目で見えるようにした検査です。
現在臨床検査科は、下記の4分野で構成されています。

総合検査室
(生化学検査、血液学検査、免疫学検査、一般検査、輸血検査など)
微生物検査室
(感染微生物検査、ICT:院内感染対策チームへの参加など)
病理検査室
(組織診断、細胞診断、術中迅速検査など)
生理機能検査室
(心電図検査、肺機能検査、神経生理検査、超音波検査など)