京都医療センター

ふらふらする、くらくらする、ふらつく、目がまわる、めまいがする、
貧血の症状がある、雲の上を歩いているよう

気が遠のく感じ

しゃがんでいて急に立ち上がったときのように、気が遠のく感じがする・気を失いそうな感じの軽い感じ、エレベーターに乗ったときのようにふわっとなる感じであれば、失神の軽いものかもしれません。

立ち上がったときに起きて、座っているとき・寝ているときに起きないのであれば、起立性低血圧(立ったときに血圧が下がる:自律神経の問題、血液の不足、薬の副作用など)。
寝たり座ったりしていても起こるようであれば、心臓が乱れているのかもしれません(不整脈)。

循環器内科、総合内科などが担当します。

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総合内科

疑われる病気の例

脳への血流が一時的に低下しているのかも知れません。起立性低血圧、不整脈、血管迷走神経性失神や状況失神・頸静脈洞症候群などの神経調節性失神などがあります。

また、パニック障害などの不安の現れかも知れません。

検査・治療方法

総合内科では詳細に症状を聴き、さまざまな身体診察と血液検査、心電図などの基本的な検査を行い、必要があれば各専門診療科に紹介します。

早期発見のポイント・診療科からのコメント

薬が原因のことがありますので、お薬手帳をお持ちください。
気が遠のく感じがするときに、動機(心臓の鼓動を、不自然な時に自覚すること)があるようでしたら、その開始がわかる/知らない間に始まる、動悸がおさまるときがわかる/知らない間に止まっている、規則正しい/乱れている、速い/速くない(1分間に何回脈打つかを数えておく)、などを確認しておいていただくと、参考になります。