施設
救急部は患者さんが搬入された際の初療処置を行う「救急外来」と、入院治療を行う「救命救急センター」から構成されています。
救急外来では人工呼吸器の他、各種生態監視モニター(患者さまの血圧や脈拍等を監視する装置)を用いて重症患の初期対応や診断を行っています。
2名までの患者さんであれば併行して治療可能です。初期対応により入院が必要と判断した患者さまを収容する施設が「救命救急センター」です。
ここは急性期の患者さんの治療を専門に行う病棟で、24時間体制で患者さんの管理にあたります。
最重症の患者さんを収容するベッドを8床と、比較的容態の安定した患者さんを収容するベッド22床の合計30床からなります。
人工呼吸器や緊急透析などの機材、集中管理用の各種モニター装置(血圧・脈拍・心電図等を記録します)、超音波診断装置(心臓や腹腔内臓器をベッドサイドで検査できます)、血圧ガス分析装置、ポータブルレントゲン装置、内視鏡(気管支鏡や消化器内視鏡)を用いて、重症患者さんの呼吸・循環器管理を行っています。
救命救急センター 風景