心臓外科

心臓外科について

  1. 心臓外科診療を通して人々のお役に立つ
  2. 手術や診療の透明性を確保する
  3. 循環器診療の最後の砦となる

特色・取り組み

京都府南部地域における循環器疾患の基幹施設として機能すべく、2011年に開設。
2013年までの実績により、心臓血管外科専門医認定機構より基幹施設認定を受け、心臓血管外科専門医3名、体外循環技術認定士3名が在職し治療を行っています。
①心臓外科診療を通して人々のお役に立つ②手術や診療の透明性を確保する③循環器診療の最後の砦となる、という3つの診療指針の下、循環器内科、血管外科、救命救急科、麻酔科との緊密な連携を維持しながら安全な医療を提供するように努力しています。

診療内容

外科治療全般に対する診療姿勢

医学の進歩した現代においても、外科治療すなわち手術は体に負担をかける治療であることに変わりありません。
患者さんにとって一生のうちでとても大切な一時期を任されるという責任と自覚をもって手術治療に当たります。
心臓手術はリスクもある一方で根治的な治療が可能であるという素晴らしい長所もあります。
患者さんが期待する専門家としての役割をきちんと果たすよう心臓外科医として全力を尽くします。
そのため患者さんお一人お一人の手術の必要性、手術リスクの評価、手術戦略の策定には、十分検討を重ね、議論を尽くし、安全性の確保に努めます。
虚血性心疾患に対する手術治療
狭心症や心筋梗塞に対する外科治療である冠動脈バイパス術においては体外循環(人工心肺)を用いない心拍動下冠動脈バイパス術(オフポンプ手術)に取り組み、前任地では90%以上の症例を体外循環非使用で手術しました。この手術は脳梗塞や出血のリスクを小さくするといわれており、今後も症例ごとに検討しながら施行していきたいと考えています。
前任地での成績は2011年3月までの最近3年間の単独予定手術116例では死亡例を認めませんでした。バイパスの早期開存率は98.4%でした。
しかしながらいたずらに手術を行うのでなく、循環器内科とともに広い視野でこの疾患に対峙したいと思っています。
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
CABG 15 31 21 15 22
心臓弁膜疾患に対する手術治療
心臓弁は人体のうちで最も酷使される部分の一つでもあり、高齢化に伴って変性や動脈硬化性変化を来たしてくるようになります。
病気の程度が軽いうちは心臓が良く代償して無症状で経過されますが、病気が進むと息切れや動悸のような症状が出てくるか、症状が出ないように患者さん自身が知らず知らずのうちに日常生活を制限するようになります。
そのうちに心臓の筋肉そのものが傷んでくるとなかなか手術をしても元気になれません。弁膜症の患者さんにとっては手術のタイミングが一番重要です。
手術自体は比較的確立した成績が残せるようになっており、人工弁置換だけでなく、可能な限り自己弁を温存した手術を行うようにしています。
手術の内容やリスクについても患者さんお一人お一人と十分時間をかけてお話しながら吟味し、安全性を確保したいと思います。
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
弁膜症 42 36 39 32 45
胸部大動脈疾患に対する手術治療
胸部大動脈瘤は近年増加している病気の一つです。CTなどの診断技術が進歩し、偶然の機会に発見されることが増えてきました。
まったく無症状で経過することが多く、高齢になって見つかることが多い病気です。手術によって完治することが可能ですが、手術自体の危険性も無視できません。
心臓血管外科の手術の中では大きな手術となるため、十分に適応を考慮して手術治療を行います。
手術だけでなくステントグラフトによる血管内治療についても考慮する必要があるでしょう。
また胸部大動脈疾患は大動脈瘤破裂や急性大動脈解離など緊急手術となることも多い疾患です。
このような状況では手術もリスクが高くなり合併症を生じることもゼロではありませんが、救命救急科や各専門科、病院が一丸となって救命に当たります。
2012年 2013年 2014年 2015年 2016年
大血管 15 18 18 16 7
その他 3 8 4 2 9

電話番号0756419161 救命救急|24時間365日対応

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