京都医療センター

臨床研修・専門研修

先輩の声

Resident Voice (総合内科・総合診療科)

京都医療センター総合内科所属内科専攻医 柏原英里子

現在内科専門医プログラムに入り2年数カ月が経過致しました。
1年目は各科を2か月ローテートしながら、週に1日各自の専門科で外来や手技を中心に仕事を行いました。正直このローテーションは研修医の繰り返しになることが懸念されるかもしれません。しかし、将来の目標をある程度持ちながら各科指導医のもと改めて修練することは、各内科の真の専門範囲を知り、適切な診療のアルゴリズムを学ぶことができ、私にとって必要で有難い経験でした。 現在は丹後中央病院で研修を行っておりますが、内科医はほとんどが総合内科医で、昨年度の経験が生きていると実感しております。専門医の時期に短期間で地域や規模の異なる病院で働くのも楽しいです。総合内科を志す専修医だけでなく、他の専門科の専修医にとっても将来振り返れば有意義だと思える研修ができると思います。

Resident Voice (総合内科・総合診療科)

大阪急性期・総合医療センター 総合内科感染症科 診療主任 大倉 敬之

京都医療センター総合内科での診療は魅力的なものでした。
感染症・自己免疫疾患から、どの診療科にも分類不能な複雑な疾患、若年者の不明熱から高齢者の肺炎・尿路感染症など、とにかく多彩な症例を診ることができました。その都度習得すべき知識、思考方法はとても多く複雑で、甘えが許されない環境もあわせて、とても忙しいです。しかし、強力な指導医による教育的サポートで消化不良のない学習ができました。広く、かつ深い内科診療の研鑽を積むことが可能です。

Resident Voice (総合内科・総合診療科)

神戸大学医学部附属病院 感染症内科 西村 翔

各病院で総合内科、総合診療科のプログラムが次々と立ち上がっていく中、当科での研修の最大の売りは、その柔軟性にあると思います。
私は自らの希望もあり、院内ICUの立ち上げから微生物検査室のローテーションまで様々なことを経験させてもらうなかで感染症診療の魅力に目覚め、現在の生業を選択するに至りました。特に将来的にどのサブスペシャリティを選択するか決めかねている方にとっては、当科での研修の柔軟性というのは非常に魅力的ではないかと思います。
また、当科の小山部長に限らず、rationalでかつeducationalな各内科の指導医が豊富であり、全診療科が一通り揃っており、かつ病理検査も微生物検査も充実しているため、総合診療における一つの醍醐味でもあるFUOの診療に関しても、他院に委ねることなく、自らその診断過程を経験できる病院でもあります。

Resident Voice (総合内科・総合診療科)

筑波大学総合診療グループ 孫 瑜

当院は三次救急医療施設で、ほぼすべての診療科がそろっており各科が高水準の診療を行っています。そんな中で総合内科での研修ではまだ診断がついていない患者、複雑な疾患を有する患者、複数の疾患を合併している患者、感染症や自己免疫疾患など若者から高齢者まで非常に多彩な症例を経験することができました。指導医のサポートを受けながら患者家族と主治医としてかかわる中で、エビデンスに基づいた急性期の内科管理だけでなく、高齢者や終末期の患者の退院後の生活、家族のケアなど幅広く考え学ぶことができます。
また私は上部消化管内視鏡検査の技術を習得したかったため、消化器内科のローテーションに加えてその後も週1回上部消化管内視鏡検査を担当させていただきました。そのように希望に応じて柔軟にプログラムを考慮してくれる点も魅力的です。内科診療を極めたい方、患者さんの人生を考えた広い視点での医療を学びたい方は当院での研修を検討してみてください。

Resident Voice (産科婦人科)

京都医療センター 産科婦人科 山村 幸

当院産婦人科は10名の医師が所属しています。良性から悪性、開腹から腹腔鏡まで幅広い手術を行っており、若手も初期から積極的に手術に参加することができます。また母体搬送も積極的に受け入れており、通常の分娩はもちろん、合併症妊娠も多く経験することができます。カンファレンスや勉強会を通じて日々の症例の振り返りや、最新の知識を得る機会にも恵まれています。学会や論文発表の場も多く、アカデミックな面でも指導を受けることができます。さらに、専攻医も3名おり、気軽に相談できる環境にも恵まれています。スタッフ同士の仲が良く、アットホームな環境で過ごすことができる点も当科の魅力の一つです。

Resident Voice (循環器内科)

京都医療センター 循環器内科 池田 周平

京都医療センター循環器内科で後期研修医として勤務しております、池田周平と申します。当科では、PCIや不整脈に対するアブレーションなどの専門治療だけでなく、伏見AFレジストリを中心とした臨床研究にも力を入れており、循環器内科医師としてskill upしていく上で、非常に恵まれた環境であると感じております。教育熱心な指導医の先生方のもと、日々充実した毎日を送っています。

Resident Voice (麻酔科)

京都医療センター 麻酔科 藤井 千明

私は平成25年4月から2年間、京都医療センターで初期研修をしました。その後約2年間、倉敷中央病院で麻酔科研修を受け、平成29年4月より京都医療センターで麻酔科の研修を続けています。
京都医療センターは、一通りの診療科がそろった急性期病院であるので、予定手術から緊急手術まで多くの経験を積むことができます。当院だけで専門医に必要なすべての必要症例をカバーできます。またICUが手術室に併設されており、術中管理だけでなく、術後の集中治療管理まで幅広く研修を受けることができます。
また、研修協力病院として京都大学附属病院がありますので、希望があれば京都大学附属病院麻酔科で、特殊な麻酔(肝移植、肺移植、小児心臓麻酔、日帰り手術麻酔など)の研修を受けることも可能になっています。
実際に研修を受けるに当たって重要な指導医の先生方ですが、京都医療センターには、それぞれ異なるバックグラウンド・得意分野を持った麻酔指導医・専門医がたくさんいらっしゃいます。一つの病院で多くの麻酔方法について研修を受けることができるのも魅力の一つです。また人間関係も比較的良好であり、若手麻酔科医が何かの手技を行うときには、どこからともなく先輩医師が集まってきてくれていろいろと助言を受けることができます。同年代の女性医師・若手医師も多く、毎日楽しく麻酔研修をしています。
HPではなかなか言えないような情報もありますので、気になった方は是非一度見学に来られてはいかがでしょうか?おまちしています!

Resident Voice (泌尿器科)

京都医療センター 泌尿器科 齋藤 駿河

当院はマイナー科でも指導医の人数が多く、症例数も豊富なため、どの科でも充実した研修を受けることができます。
またレジデント同士も仲が良く、医局にはレジデント専用の部屋があるため、他科の知識も気軽に得ることができます。
JR、京阪の駅が近くにあり、繁華街への移動も便利で伏見の美味しい日本酒もすぐに飲みに行けます。ぜひ一度見学にお越し下さい。