京都医療センター

PET-CT検査

PET-CT検査

医療機関からのPET-CT検査予約

FDG PET-CT検査手順

  • 検査4時間前から糖分を含んだ飲食禁止です。
    (飴、ガム、ジュース、乳製品や砂糖の入ったコーヒー、紅茶の摂取不可、お茶やお水は可)
  • 糖尿病治療薬の服用およびインスリン注射は、検査の注射時間の5時間前から、控えてください。
  • 検査前日および当日の激しい運動は、全身への薬剤の分布が均一とならないので必ず控えてください(筋肉トレーニング・ストレッチも含む)
  • 点滴が必要な方で高カロリー点滴・ブドウ糖および乳酸加リンガル液の輸液は、注射時間5時間前から行わないで下さい。
FDG PET-CT検査手順
  • 検査時間は、2~3時間ほどを予定しています。
  • ご不明な点があれば問診時、担当者にお尋ね下さい。

●確認事項:以下の場合は、検査ができないことがあります。

  • 糖尿病があり、空腹時血糖値が200mg/dl以上の場合
  • 閉所恐怖症がある場合
  • 体位保持(静止状態)が30分以上不可能な場合
  • 妊娠している場合

●PET-CTに関するお問い合わせ
(平日8:30〜17:15)

京都医療センター地域医療連携室

0120-06-4649 FAX:075-643-4361

FDG PET-CT検査の保険適用について

FDG PET-CT検査は、検査目的によって保険適用となる場合と、保険適応外になる場合があります。検査を依頼される場合は、以下に記載の【FDG PET-CT検査保険適用要件】をご確認の上、検査をご依頼いただきますようお願いいたします。

FDG PET-CT検査保険適用要件
悪性腫瘍(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む)
他の検査、画像診断により病期診断又は転移・再発の診断が確定できない患者に使用する(病理診断による確定診断が得られなかった場合については、臨床上高い蓋然性をもって悪性腫瘍と診断されるもの)。
FDG PET-CT検査が得意な悪性腫瘍
○悪性リンパ腫(化学療法治療後の治療効果判定でも使用可能) ○肺がん ○転移性肝がん ○膵がん(他の検査、画像診断により膵がんの存在を疑うが、腫瘤形成性膵炎と鑑別が困難な場合でも使用可能) ○乳がん ○原発不明がん ○大腸/直腸がん ○食道がん ○頭頚部がん ○悪性黒色腫 ○卵巣がん ○子宮がん
心サルコイドーシス
心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ心臓病変を疑う心電図又は心エコー所見を認める場合に限る)又は心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者に使用する。
血管炎
高安動脈炎等の大型血管炎において、他の検査で病変の局在又は活動性の判断がつかない患者に使用する。
その他
難治性部分てんかんで外科的切除が必要とされる場合。
虚血性心疾患による心筋バイアビリティ診断
保険適用とならない場合
  • PET-CT検査の前に、他の画像診断や腫瘍マーカーの検査が行われていない場合
  • スクリーニング目的
  • 経過観察目的
  • 治療効果判定(悪性リンパ腫を除く)
  • 病名に「○○疑い」の場合
  • 健診の場合