国立病院総合医学会





めまい外来                        担当:辻、田浦

めまいを起こす病気のうち、「末梢性めまい」と呼ばれる、内耳性のものを主に扱います。代表的な病気として
 ・メニエール病
 ・良性発作性頭位めまい症(BPPV)
 ・前庭神経炎
 ・外リンパ瘻 などが挙げられます。


検査

・眼振検査(赤外線フレンツェル下で眼球の動きを見る)
・足踏み検査など を中心に行っております。
・温度刺激検査などの詳しい平衡機能検査は予約制で行っています。


治療

・生活指導
・頭位治療
・内服加療
・平衡訓練 
・経過により手術加療を行う場合もあります。

さらに、脳の病気、不整脈や血圧の異常、頸椎の異常などによるめまいでは担当の診療科と協力して治療を行う場合もあります。
患者さんごとに社会的背景も異なりますので、個々に応じたオーダーメイドな医療を心がけています。例えば、BPPVに対しては耳石を元に戻す耳石置換療法が有効ですが、睡眠頭位についてのアドバイスも行います。メニエール病に対してはストレスの関与が大きいので、有酸素運動療法を中心にストレス解消へのアドバイスなど、また心理的要素の関連が大きい場合には心療内科や精神科への紹介も行う場合もあります。
症状の改善には、アドヒアランス(患者さんが積極的に治療方針決定に参加し、決定した方針に従って治療を受けること)の向上が大切なので、そのために必要な情報を最新の医療を含めて提供させて頂きたいと考えています。