京都医療センター

美容外来

美容外来(保険外診療)

形成外科はこちら

当院形成外科では美容診療として、しみやほくろに対するレーザー治療や表情しわのボトックス注射治療などを行っております。
当院ではレーザー等の医療機器やボツリヌス製剤などの薬剤はすべて厚生労働省が認可したもののみを適用し、安全面を重視した美容診療を行っています。
美容診療は、形成外科診療の一部として行うため、診療内容には限りがあります。現在のところ、下記の診療のみをおこなっており、「鼻を高くしたい」、「二重まぶたにしたい」などを含めた美容外科手術はおこなっておりません。美容的観点のみでなく、機能障害を伴う眼瞼下垂など、保険診療が可能な手術は行っております。

美容診療を受けていただくには初回に初診料(税込み3,300円)がかかりますが、選定療養費(7,700円)はかかりません。

>>>料金表はここをクリック

>>>診察日・診察場所はここをクリック

しみ・ほくろ治療

表在性色素斑である しみ、そばかす に対し 厚労省認可のQスイッチルビーレーザーThe Ruby Z1 (ザ・ルビーZ1)を用いて治療を行っています。ルビーの波長は周囲組織へのダメージを最小にして、メラニンの顆粒を最も選択的に破壊することが可能とされ、色調の薄い病変でも鋭い反応性をもっています。これがいわゆる“ルビーはキレがよい”といわれる由縁です。

一般に“しみ”といわれているものにも、さまざまなタイプがあります。タイプにより治療効果が異なり、効果がない例もあります。そのため、最初にテスト照射をうけていただくことともあります。また、診察時に効果がないと判断させていただいた場合、レーザー治療が受けられないこともあります。

レーザー照射後には炎症性の色素沈着が生じます。色素沈着を軽減させるために日焼け止めクリームやハイドロキノン配合クリームの塗布をお勧めしています。
そのほか、不明な点につきましては外来担当医師に直接おたずねください。

しわ治療

しわを目立たなくする方法としてボトックス治療を行っております。主に眉間や目尻の表情しわに対して治療を行います。
(18歳未満の方、妊娠中の方へ安全性および有効性は確立されておりません。)

ボトックス治療(ボツリヌス治療)

ボツリヌス製剤には神経伝達物質・アセチルコリンの働きを抑制することにより筋肉の収縮を抑制する作用がありますので、しわの原因となる筋肉にボトックスを注射することで、筋肉の収縮を抑制し、しわができにくくなります。当院では眉間や目尻のしわの治療において厚労省の認可を得たボツリヌス製剤であるボトックスビスタを使用し、治療をおこなっております。

現在治療に使われる薬剤は、天然のたんぱく質からできた毒素を分解・精製したもので、ボツリヌス菌の菌体やその成分、培養液の成分などは一切含まれていません。


(ALLERGAN社より提供)

注射1回の効果の持続期間は通常3~4ヵ月程度なので、治療効果を維持するためには、3ヵ月以上の期間を空けて注射を繰り返す必要があります。
そのほか、詳細につきましては(https://www.allerganaestheticsadvantage.jp/product/botox-vista)をごらんいただくか、外来担当医師に直接おたずねください。

保険外診療(自費美容診療)料金表

項目 単位 金額 備考
初診料 1回 3,300円
再診療 1回 1,100円
しみ レーザー照射数
5発以下:一律11,000円
6発以上:1発あたり+1,100円
例)10発(直径約1㎝程度)の場合は16,500円
ほくろ 1個あたり 11,000円 1年以内の再発は
1個5,500円
脂漏性角化症 1cmあたり 11,000円 1mmごとに+1,100円
アクロコルドン 1個あたり 1,100円
稗粒腫 1個あたり 1,100円
ボトックス
(初診水曜のみ)
1回 66,000円 ボトックスビスタ使用(顔面の表情しわ)

※表示価格はすべて税込です

料金表のPDFをダウンロード

診察日・診察場所

診察日(初診・カウンセリング)

9:00~11:00

まずは初診・カウンセリングにお越しいただき、担当医と相談の上治療日を予約していただきます。
ボトックスビスタの初診・カウンセリングは水曜のみとなります。

診察場所

●国立病院機構京都医療センター外来棟3F 形成外科