京都医療センター

臨床研修・専門研修

分野 形成外科

期 間
選択1ヶ月(2年次のみ選択科として選択可能、1~2ヶ月)
到達目標
臨床医として適切な医学的判断と介入を行う能力を身に付けるために、病歴聴取法、身体診察法、基本的検査の計画とその結果の解釈、基本的治療手技などの臨床技能を獲得し、医学的情報源の利用方法および患者教育を含めたコミュニケーションスキルの重要性について理解する。形成外科では次のような点を重視する。
  1. 形成外科とは如何なる疾患を扱い、いかにして治療するものかを外来・入院・手術を通して身をもって体験することに重きを置く。
  2. 軽度な外傷~高度外傷において、初期対応から治療までを一貫して経験し外傷における臨床能力を培う。
  3. 腫瘍、先天異常における身体的所見の取り方、必要な画像診断法等についても理解を深める。
方 略
  1. 病歴聴取と診察法の体得のために
    • 週一回初診外来に参加し診察の見学と処置を手伝う。
    • 入院患者を指導医または上級医のもとに3~5名程度担当し、実地に身体所見の取り方などを学ぶ。
  2. 画像診断法(レントゲン、CT、MRIなど)への習熟のために
    • 外来診療、入院診療の中で実際の症例をもとに読影法について指導する。
    • レントゲンオーダーを自ら行う。
  3. 形成外科的治療法を実施できるために
    • 担当医以外の手術にも原則全例入り、術衣を着て手術に参加する。
    • 手術においての清潔不潔の区別、手洗い法、消毒法を習得する。
    • 術後のドレッシング法、ギプス包帯固定法、副木固定法、特殊包帯法などを実施する。
    • 外傷や手術後の創部の変化を毎日観察し、創傷治療がどのように進んでいくかを経験し学ぶ。
  4. 形成外科的思考法と治療アプローチを理解するために
    • 毎週月曜日に行われる診療科カンファレンス及び他科と合同カンファレンスに参加する。
  5. 救急疾患への対応するために
    • 時間内救急が生じた場合には可能な限り担当医とともに診療に当たる。
    • 外傷における形成外科的縫合法を上級医の指導のもとに行う。
    • 入院治療の必要整を判断する能力を養う。
    【参考】
    比較的多い疾患の種類:
    皮膚皮下腫瘍、眼瞼下垂症、顔面骨骨折、手の外傷、糖尿病性足壊疽・骨髄炎、壊死性筋膜炎、手足や顔面の先天異常、再建外科(頭頸部・乳房など)、あざのレーザー治療
    機会の比較的多い検査・手技:
    レントゲン・CT・MRI・エコー検査、生検術、縫合、切開、注入、レーザー照射

研修医週間スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 入院患者
処置
手術 入院患者
処置
手術 科長回診
12~13時 勉強会
(ランチョン)
午後 手術 手術 手術 手術 手術
レーザー治療見学 レーザー治療見学
カンファレンス カンファレンス
評 価
EPOC2システムを使用する。