ユニット 小児科
- 期 間:
- 2ヶ月 必修
- 目 標:
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- 小児総合診療科として、子どものからだ・心理・こころの全体を把握し、疾患を含めて家族全体をみる姿勢を学ぶ。
- 小児救急医療において重症度のトリアージが出来る(研修2年間を通して)
- 小児の発達を理解し、年齢に応じた疾患の特性と対応の基本を習得する。
- 小児のおかれた社会的背景を理解し、虐待の可能性を疑うことが出来る。
- 新生児の救急蘇生の現場を出来る限り多く経験する。
- 方 略:
- 入院患者については10名/月を経験する。
- 新生児の入院患者の管理:黄疸、呼吸不全、低血糖、低出生体重児、感染症が多い。
- 乳幼児の入院患者の管理:肺炎、ウィルス性腸炎、脱水、喘息、川崎病が多い。
- 乳幼児以降の入院患者の管理:血液疾患、腎炎、膠原病、喘息、肺炎が多い。
- 外来にて初診の患者の病歴聴取が出来る(病棟業務が終了すれば外来に参加する)
- 乳児検診、予防接種、アレルギー外来、心臓外来、神経外来に参加、見学を行う。
- 毎日新生児検診、病棟採血、NICU採血に参加し採血手技を学ぶ。 (50 例以上 )
- 周産期カンファランス、小児科病棟カンファランス、 NICU カンファランス抄読会に参加し症例提示を要領よく出来る。
- 病棟、 NICU 、外来、 ER において静脈路確保を数多く経験する。
- 緊急帝王切開に立ち会う。喉頭展開して吸引操作が出来るようになる。
- 視診、触診で体重、体温、呼吸不全、脱水、黄疸、が大略推定できる。
- ERは土日を含めて週に2回経験する。
研修医週間スケジュール