ユニット 呼吸器科
- 期 間:
- 2ヶ月(選択科目として回るときは 1 ヶ月も可)
- 目 標:
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- 胸部聴診をはじめとする理学所見がとれ,呼吸器疾患の診断につなぐことができる。
- 呼吸器科的検査を理解し施行できる。
- 胸部x線写真, CT ,MR の読影ができる
- 気管支鏡の適応を理解し基本的操作ができる。
- 超音波診断が行え,胸腔穿刺、胸膜生検、トロッカーカテーテル挿入ができる。
- 肺機能検査結果が解釈でき,気道過敏性テストなどの理解ができる。
- グラム染色,パパニコロウ染色ができ診断につなぐことができる。
- 人工呼吸器につき,装着の適応を判断でき、基本的な操作ができる。
- 方 略:
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- 下記の各グループに相当する入院患者数例を受け持ち、指導医のもとで研修目標の達成をはかる。
- 急性呼吸不全及び慢性呼吸不全の急性増悪
(病態の把握、診断、呼吸管理; ICU での研修を含む)
- 慢性呼吸不全(病態の把握、診断、管理;在宅酸素療法を含む)
- 呼吸器感染症(診断、細菌学的診断並びに臨床検査、抗生物質の使用法、患者管理)
- 肺癌およびその他の胸部悪性腫瘍
(診断、病理組織診断、 Staging 、臨床検査、化学療法、患者管理)
- び慢性肺疾患(鑑別診断、画像診断、治療、患者管理)
- 気管支喘息(診断、治療、自己管理教育)
- 胸膜疾患その他(縦隔疾患)(診断、治療、患者管理)
- 外来患者診断を指導医のもとで行う。
- 気管支鏡検査を指導医のもとに行う。
- 症例検討会及び他科合同カンファレンスに参加する。
研修医週間スケジュール