京都医療センター

臨床研修・専門研修

分野 糖尿病内科

 期 間
必修選択内科1~2ヶ月(内分泌・代謝内科と併行研修可)、選択1か月~)
到達目標
  1. 糖尿病の病態についての理解する
  2. 糖尿病の病型および病期診断の基本的手順を学ぶ
  3. 糖尿病の急性合併症(ケトアシドーシスや高血糖高浸透圧症候群)について学ぶ
  4. 糖尿病の慢性合併症の診断や病期の判定、治療についての基本的事項を学ぶ
  5. 血糖管理のための食事・運動・薬物治療について実践的に学ぶ
  6. 低血糖の鑑別や対応、治療について学ぶ
  7. 糖尿病患者のシックデイ対応についても学ぶ
  8. 糖尿病のチーム医療を経験する
  9. 糖尿病患者の心理社会的背景について考察する
 方 略
  1. 入院患者の管理
    • 主治医の指導下で糖尿病患者の身体診察、病型診断および病期判定についての検査計画立案、合併症の評価、患者の心理社会的背景の考察を行い、それらに基づく治療と目標・方針を決め実行する。
    • 管理栄養士の実施する個別栄養指導に参加・協力することで食事療法の基本を学ぶ。注射薬(インスリン、GLP-1受容体作動薬、GIP/GLP-1受容体作動薬)、経口血糖降下薬、脂質異常症治療薬、降圧薬など頻用薬剤の作用機序と適応・副作用について知識を整理し、薬剤師の実施する服薬指導にも参加協力する。看護師とともに担当患者のための治療支援をおこなう。糖尿病教室に参加する。インスリン注射、血糖自己測定、CGM(持続血糖モニタリング)などの手技を身につける。
    • 糖尿病の急性合併症(糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群)やシックデイ、低血糖による救急症例を主治医と共に治療する。
    • 周術期の血糖管理を行う。
    • 担当医として3~10名の入院患者の診療を受け持つ。臨床研修開始後数ヶ月は3~5名、2年目以降は5~10名の診療を目処とする。
    • カンファレンス、医長回診で各症例をプレゼンテーションし、診療方針について自主的にディスカッションする。
  2. 外来患者の管理
    • 糖尿病の一般外来を見学し、特に新患患者の治療方針立案について、外来担当医とディスカッションする。
    • 1度糖尿病外来を見学し、インスリンポンプやカーボカウントについて学ぶ。
    • 希望に応じて他の専門外来(肥満外来、妊娠糖尿病外来など)を見学する。
  3. その他
    • 栄養疾患に興味のある場合はNST(栄養サポートチーム)カンファレンスや回診に参加する。
【参考】
多く経験される症例: 2型糖尿病、1型糖尿病、膵性糖尿病、薬剤性糖尿病、肥満症、糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症、糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群、(薬剤性)低血糖

研修医週間スケジュール

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
午前 病棟業務 病棟業務 病棟業務 病棟業務 病棟業務
一般外来 一般外来 一般外来 1型糖尿病外来
12~13時
午後 病棟業務 病棟業務 病棟業務 病棟業務 病棟業務
診療科長回診 NSTカンファレンス 妊娠糖尿病外来
カンファレンス NST回診

注 各外来の見学は希望や状況に応じて行う

評 価
EPOC2システムを使用する