ユニット 総合内科
						
							- 期 間:
 
							- 1 ~2ヶ月(予定)
 
							- 目 標:
 
							- 臨床医として適切な医学的判断と介入を行う能力を身に付けるために、病歴聴取法、身体診察法、基本的検査所見の解釈、基本的治療手技などの基本的臨床技能を獲得し、医学的情報源の利用方法および患者教育を含めたコミュニケーションスキルの重要性について理解する。
								次のような点を重視したローテーションとしたい。
								
									- 主要症候の臨床的意味とその病態生理を理解し、病歴聴取および身体診察所見、基本的検査の結果から疾患や状況を論理的に推定する習慣を身につける。
 
									- 検査手技や治療の選択などの個々の臨床判断に、明確な理由付けをする習慣を身につける。
 
									- 主疾患の診療のみでよしとせず、心理社会的問題や副次的問題にも気を配る習慣を身につける。
 
									- 最新の医学的知識を継続的に獲得しそれを担当する患者に還元する習慣を身につける。
 
									- 予防医学的観点の重要性について理解する。
 
									- 医療者として思考過程が明確に表わされた医療記録を POMR に準じて記載できるようになる。
 
								
							 
							- 方 略:
 
							- 
								
									- 入院患者の管理
										
											- 副主治医として10~15名/月の新入院患者の診療を受け持つ。
 
											- 毎日の入院カンファレンスで各症例につきプレゼンテーションをし、診療方針について徹底的にディスカッションする。
												【参考】
												
													- 比較的多い疾患の種類:感染症、自己免疫疾患、血液・リンパ疾患、神経疾患、中毒・薬剤誘発性疾患、多臓器複合疾患、原因不明疾患
 
													- 機会の比較的多い検査・手技:腰椎穿刺、骨髄穿刺、胸腔・腹腔穿刺、腹部超音波検査、末梢・中心静脈ライン挿入
 
												
											 
										
									 
									- 外来での実習
										
											- 病棟業務の許す限り、総合内科外来あるいは救急外来を見学する。
 
											- 毎日の外来カンファレンスに出席し、新患についてのディスカッションに参加する。
 
										
									 
									- レクチャー・勉強会
										
											- 総合内科主催の基本的臨床技能に関するセミナー 
												
													- 身体所見の取り方レクチャーシリーズ
 
													- 内科会(症例発表あるいはトピックス紹介)
 
													- EBM実習ジャーナルクラブ
 
													- 京都GIM症例検討会
(尚、3.では研修医はジャーナルの抄読を担当する。) 
												
											 
											- 他に CPC 、院内感染予防講習会など全病院向けの会合、研修医向けの各種初期臨床セミナー 
 
										
									 
								
							 
						
						研修医週間スケジュール