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新臨床研修制度のご案内

卒後研修プログラム研修医の処遇願書様式

京都医療センター卒後研修プログラム

1. 当院の研修プログラムの特色2. プログラムの内容3. 評価とフィードバック4. 研修医当直

2.プログラムの内容
1) 2年間の臨床研修目標

[GIO]
臨床研修医は、患者と社会のニーズに対応した全人的医療を実践するために、医療・医学全般の基盤と各診療科の基本を理解し、基本的臨床技能とコミュニケーション能力を獲得し、professionalismを身につける。

[SBO]

  1. 以下の症状に応じた正確な病歴が取れ、鑑別診断を挙げることができる。
    1)倦怠感 2)発熱・不明熱 3)食欲不振 4)体重減少・体重増加 5)浮腫 6)意識障害 7)頭痛 
    8)めまい 9)失神 10)痙攣 11)不眠 12)不安・抑うつ 13)歩行困難 14)四肢のしびれ 15)呼吸困難
    16)咳・痰 17)胸痛 18)動悸 19)腹痛・急性腹症  20)悪心・嘔吐 21)便通異常 22)尿量異常
    23)黄疸 24)腰痛 25)関節痛 26)発疹 27)リンパ節腫脹 28)排尿障害 29)血尿 30)嗄声
    31)嚥下困難 32)鼻出血 33)聴力障害 34)視力障害 35)眼の充血

  2. 考えられる病態に応じて、以下につき適切にベッドサイドでの身体所見がとれ、 記載できる。
    1)全身状態(バイタルサイン、精神状態、皮膚、表在リンパ節を含む)
    2)頭・頚部(眼底、鼓膜、鼻腔、口腔、咽喉、甲状腺を含む)
    3)胸部・乳房 4)腹部(直腸を含む) 5)泌尿・生殖器 6)骨・関節・筋肉 7)神経系
    8)小児(新生児・乳児を含む)
  3. 診断除外・確定のため、必要に応じベッドサイドあるいは病棟で自ら以下の検査を実施し、結果を解釈できる。  
    1)検尿(妊娠反応を含む) 2)便潜血検査 3)ヘマトクリット 4)出血時間
    5)血糖、Na・K、赤沈 6)血液型判定・交差適合試験 7)グラム染色
    8)動脈血ガス分析 9)心電図 10) 腹部超音波検査
  4. 診断除外・確定のため、適切に以下の検査をオーダーし、結果を解釈できる。
    1)血液検査(CBC,生化学、血清) 2)検尿 3)検便  4)各種穿刺液検査 5)微生物学的検査
    6)各種生理機能検査 7)放射線学的検査(超音波検査を含む) 8)各種内視鏡検査
    9)細胞診・病理組織検査
  5. 以下のベッドサイドの基本的手技につき、適応を決定し、実施できる。  
    1)血管確保(末梢静脈、中心静脈、末梢動脈)および採血法
    2)注射法(皮内、皮下、筋肉、静脈、点滴)  3)穿刺法(胸腔、腹腔、腰椎など)
    4)導尿法 5)浣腸法 6)ドレーン・チューブ類(Foley、胃管などを含む)の管理
    7)滅菌消毒法 8)局所麻酔法 9)簡単な切開・排膿法 10)皮膚縫合法 
    11)ガーゼ・包帯法 12)シーネ・ギプス法
  6. 救急を要する疾患または外傷をもつ患者に対して、適切に処置し、必要に応じて 専門医に診療を依頼することができる。
    1)バイタルサインを正しく把握できる。
    2)以下の生命維持に必要な処置を的確に行なうことができる。
    ①気道確保(気管挿管を含む)  ②アンビュバッグの使用
    ③胸骨圧迫  ④AEDの使用  ⑤圧迫止血
    ⑥静脈確保  ⑦輸液
    3)病歴、身体所見、ベッドサイドでの簡単な検査をもとに迅速な判断を下し、 初期診療計画を立て、実施できる。4)自分の能力を越える状況を的確に判断し、遅れず上級医の助けを求めることが できる。
  7. 適切に以下の文書を作成し、管理できる。
    1)医療記録 2)処方箋、指示箋 3)診断書、その他の証明書 4)紹介状と返事
  8. 効率のよい症例呈示ができ、適切なコンサルテーションができる。
  9. 必要な医療情報を収集でき、情報の質を評価し、診療に適切に応用できる。
  10. 患者・家族に対し適切な説明ができ、良好な人間関係を築くことができる。
  11. 基本的な水電解質・酸塩基平衡の管理、酸素療法、栄養支持、適切な抗菌薬療法が行える。
  12. 緩和・終末期医療を必要とする患者とその家族に対して、心理社会面へ配慮をしつつ、緩和ケアを実践できる。
  13. 患者の臨死期・死亡時に、家族の心情に配慮を行いつつ、臨終に立ち会い、剖検の申し出を行うことができる。
  14. 診療所,保健所、社会福祉施設などの役割を知り,それらとの連携が実践できる。
  15. リハビリテーション科、栄養支持チーム、緩和ケアチーム、褥創チームなどに適切にコンサルテーションできる。
  16. ともに働く他の医療従事者、事務職員と良好な関係を築くことができる。
  17. 疑問点を曖昧にせず、常に最善の答えを求めて自己学習する習慣を身につける。

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