先輩看護師紹介
WORKS
多職種で連携しチームとして関わることの大切さを
日々感じています
濵田 菜々
2-7病棟 看護師
2019年入職
私は当院に新人看護師として入職した時より、循環器内科,心臓・血管外科に勤めています。急性期治療に伴う看護だけではなく、退院後の生活を見据え患者さんの個別性に合わせた指導を行う必要があるため、専門性の高い知識や技術が必要となってきます。入職した当初は知識・技術ともに未熟で、業務をこなすことで精一杯でした。しかし、日々先輩方に振り返りや指導・助言をいただき、少しずつ患者さんに合わせた看護を提供できるようになってきました。
最近では心臓リハビリテーションに携わるようになりました。心臓リハビリテーションとは、循環器疾患のある患者さんに対して、早期社会復帰や疾患の再発・悪化予防のために運動療法・学習活動・生活指導など総合的にアプローチしていくことです。当院では、医師,看護師だけでなく、薬剤師,栄養士,理学療法士をはじめ様々な職種が集まり、それぞれの立場から患者さんに必要な介入を考え共有するカンファレンスの場が多数設けられています。カンファレンスを経て、患者さんやそのご家族とともに目標を定め支援していく中で、患者さんの笑顔が見られたり、状態が安定し希望通り自宅退院していく姿が見られることもありました。看護師のみの介入ではこのような姿を見ることが難しい場合も多くあり、多職種で連携しチームとして関わることの大切さを日々感じています。
順調な過程をたどる患者さんだけではありません。どのような患者さん,ご家族に対しても、それぞれの個別性に応じた医療を提供できるようなチームの一員でありたいと考えています。