看護学科しらゆり通信
助産学科和恵通信
2026.01.08

国際交流:エマニュエル大学 看護学部

アメリカ、ボストンにあるエマニュエル大学の看護学部の学生21名と教授2名が来校されました。

今回の交流は「日本の看護教育と学習内容を知る」がテーマでした。
当日は、妙心寺での座禅体験を行った後、バスで来校され、本校食堂にて昼食をとられました。2年生(白衣の学生)は実習期間中であったため、交流会への参加は叶いませんでしたが、来校の記念として一緒に写真撮影を行いました。

昼食後は、教室で3年生の学生21名と交流会を行いました。内容は、
1.自己紹介
2.日本とアメリカの看護
3.日本文化の体験 でした。
英語の話せる3年生もいましたが、翻訳ツールを駆使しながら交流しました。また京都医療センターから英語が堪能な看護師さん2名にもご協力をいただき、通訳として参加いただきました。
最初は、互いに緊張していましたが、同世代なので、好きなことや趣味など、身近な話題を通して、あっという間に楽しく会話できるようになりました。

「日本とアメリカの看護の違い」では、それぞれの学校でどのような内容を学んでいるのかについて活発な意見交換が行われました。
アメリカでは、日常生活援助技術や検査に関する技術の学習は行わず、治療の補助技術やアセスメント力を高めるシミュレーション中心の授業が行われていること、また各科目で2週間に1度試験が実施されている等、日本の教育と同じような教育内容であっても学び方は異なることを知る貴重な機会となりました。

交流の締めくくりは、日本文化の体験として折り紙とお正月遊びの福笑いをしました。
アメリカの学生は当校を訪れる前に、広島の平和記念公園を観光していたので、折り紙で鶴を折りました。初めての折り紙に苦戦していましたが、3年生が教えながらみんなで折りあげました。「私の鶴、車が新幹線にぶつかったみたい」といったアメリカンジョークも飛び出し、和やかな雰囲気に包まれました。 京都銘菓の阿闍梨餅を一緒に食べて一息つき、「好き」という学生や「食感が苦手」という学生もいて、違いを感じる場面でもありました。

学生同士だけでなく、教員同士の交流も行うことができました。カリキュラムや授業方法、看護師・看護教員のキャリアなど様々な話ができ、非常に有意義な時間となりました。

最後は全員で記念写真を撮りました。
コーディネーターの方からは「今回の研修の中で、学生が一番良い表情をしている」との言葉をいただき、嬉しかったです。
言語の違いはあったものの、同じ看護を志す学生同士として、互いを理解し合い、楽しく意見交換ができた充実した交流会となりました。

アメリカの学生は、雪の降る中、嵐山へ移動し、人力車体験を予定しているとのことでした。
参加した3年生は、国家試験を目前に控え、ラストスパートの時期ではありましたが、今回の交流が良い気分転換となり、「また頑張ろう」と前向きな気持ちになっていました。
初めての国際交流で、充分なプログラムができるか不安もありましたが、貴重な機会となりました。エマニュエル大学の先生・学生の皆さんに感謝します。