近畿地区国立病院 第66回看護学会に参加しました
令和6年9月7日(土)近畿地区国立病院第66回看護学会に3年生が現地参加しました。
<プログラムの内容>
- シンポジウム:『自分らしく、よりよく生きる』を支えるACP
- 教育セミナー:『生活を支えるシーティング』(講義と体験)
- 口述発表3部門(一般2部門、学生1部門)
- ポスター発表
- 特別講演:『私たちはなぜ働くのか?~組織の中で自分らしく働くということ~現場改善コンサルタント Nバク先生
この学会では、3名の学生が学校代表として、口述発表、ポスター発表を行いました。
3名の学生は実習と並行して、学会発表の準備を進めてくれました。緊張や不安もあったと思いますが、学会発表メンバーだけでなく、実習グループ、クラスのみんなから励ましをもらい、自信を持って発表できたと話していました。3人ともやり切った気持ちが、笑顔にあふれていますね。
そして、みんなの頑張りにより、口述発表三部(学生発表の部)では、優秀賞をいただくことができました!(表彰状は、学校で副学校長よりいただきました)
教育セミナーでは、「生活を助けるシーティング」の講義・体験にも参加することができました。参加した学生から、「看護とは違った視点を持つ専門職である理学療法士が、姿勢の評価をどのように行っていて、どのように援助すれば安全・安楽で自立した日常生活を支援できるのかを学べて良かった」という意見がありました。
その他、シンポジウムでは、「患者さんの状況下においてその時本人や家族がどのような思いを持っているのかを察知し、自己決定ができるよう関わることが大切であり、その患者さんに関心を持ちながらその人らしく毎日を過ごせるように支援できる看護師になりたい」という意見がありました。
特別講演では、「自分軸を大切にしながら、相手のことも考えて、みんなが気持ちよく働ける仕事ができる環境で働きたいと感じた。また、本音を言うと実習で指導者さんに優しくしてほしいと思っているけど、『優しいだけじゃ成長が止まる』というNバク先生の言葉を聞いて、厳しさも成長のために必要だということを理解することができた」という意見がありました。
このように、学生たちは、自分の興味・関心がある分野を学ぶために、積極的にポスター発表や口述発表、シンポジウムや特別講演の会場に足を運んでいました。この学会での学びを、今後の実習や看護に活かしていってほしいと思います。