看護学科しらゆり通信
助産学科和恵通信
2024.05.02

看護の日記念行事

看護の日は、看護の心、ケアの心、助け合いの心をだれもが育むよう、ナイチンゲールの生誕日である5月12日に制定されました。
本校でも看護の日記念行事として毎年2年生が企画しています。今年は2月から話し合いを重ね、「築こう信頼 届けよう思いやり ~思いやりの気持ちで心をポカポカ~」とテーマを決定し取り組みました。当日は、母校(高校)や児童館、実習施設の病院を訪問し、1・2年生が看護の心を伝える活動を行いました。

京都医療センターでは、看護の日のポスターを各部署に配布し、ハンドベルとトーンチャイムで「ふるさと」や「上を向いて歩こう」「世界で一つだけの花」を演奏しました。患者さんは手拍子をしたり歌詞を口ずさんダリしながら聞いてくださいました。中には涙される方や学生に温かい言葉をかけてくださる方もいらっしゃいました。思いやりを届けに行った学生が患者さんから思いやりの気持ちと感動をたくさんいただいたようです。

実習でお世話になっている宇多野病院や南京都病院では、患者さんが使用される車椅子や病室の清掃を通して看護の心を伝えました。

児童館では、子供たちと折り紙でお花を作り、楽しみながら看護の思いを伝えました。
母校の訪問では、看護師を目指す生徒や進路指導部の先生に、看護学校で学んだ血圧測定や脈拍測定をし、座談会を通して看護の心を伝えました。各施設の方々には、ご協力いただき深く感謝申し上げます。

看護の日記念行事を通して、学生は看護について改めて考えることができ、グループで協力しながら行動力を磨く機会になりました。学生からは、笑顔と共に「楽しかった」「もっとかかわりたかった」という声が聞かれました。
今回、学生たちは看護の日記念行事を通して、看護とは何か改めて考える機会になったと思います。この後の実習で実際の患者さんにかかわることで看護についてさらに深めてもらえたらと思っています。

教員一同より