看護学科しらゆり通信
助産学科和恵通信
2023.05.11

防災訓練を終えて

地震発生ののち、火災が発生した想定で防災訓練を行いました。自分の命を守るためにあわてず訓練放送をよく聞き迅速に避難することの大切さを改めて学びました。実際にベルの音が鳴り緊張感が増す中、安全確認・安否確認を行い、避難経路を通って避難しました。今回の訓練を通して看護学生として災害発生時にどのように行動すればよいか、自分や他者の命を守るための行動について考える機会となりました。

消火器・消火栓の体験では、火災が発生した際に初期消火活動が出来るように正しい取り扱いについて学びました。消火器体験では、意外と水力があり強くホースの先端をしっかりと持っていないといけないと実感しました。消火栓は実際に放水しませんでしたが、消火器よりさらに水力が強く、しっかりと踏ん張ってホースを持たないと体が不安定になることを教えていただきました。消火器や消火栓の取り扱いだけでなく、水を当てる場所など使用するにあたって大切なポイントが多くあり、誤って覚えて使用すると無意味になるため、今後火災が起きた時に役立てていきたいと思います。

伏見消防署の消防隊員から人の命を守るためにはまず、自分の命を守ることが大切であり、日頃から施設の避難経路や消火栓・消火器の位置などを把握しておくことが重要であるとご講評をいただきました。今回の訓練を通し、医療従事者として防災に対する意識がさらに高まりました。