専門看護師・認定看護師

第1回 うずらのカップ開催

救急看護認定看護師 久保田 大樹

第1回 うずらのカップ

2021年12月4日に当院看護部で初めて「第1回 うずらのカップ ナーシングオリエンテーリング」を開催しました。

うずらのカップ ナーシングオリエンテーリングとは、京都医療センターにおける看護の質<総合的な実践能力>向上を目的に、各部署対抗で6つのテーマ(院内急変、看取り、創傷処置、感染、災害、認知症)を設定し、シミュレーション(模擬体験)を実施します。6つのテーマそれぞれで事前に検討した評価項目に沿って点数を付け、総合得点にて高い点数3位から優勝まで順に表彰します。

テーマ毎、指導者には当院の専門看護師・認定看護師・診療看護師を中心にさまざまな専門分野における看護師が互いに協力し合い、1つの研修を作り上げました。

出場者は各チーム3名〜5名で構成され、参加希望17部署から合同チームとして9チーム出場しました。チームに関しては、年代や役職の制限を設けず、1年目看護師から副看護師長および看護師長まで自ら出場希望した者が、互いに協力し競い合いました。

病院長や副院長、看護部長も本研修に参加および助言をいただき、約70名ものスタッフが楽しみながら研修を終えました。

まだまだ、新型コロナウイルスにおける感染は収束の兆しが見えず、医療者自身も不安のなかで従事しています。今後もより良い看護ケアを患者および家族へ提供できるよう、感染対策に留意しながら知識や技術の向上に努めていきたいと思います。